No.26 世代を越えてつながる輪「あびこカッパまつり」
2008年に始まった「あびこカッパまつり」は、今年で19回目を迎えます。市外から我孫子市へ移り住む方も増えるなか、このまつりには「第二のふるさと」を感じてもらいたいという思いが込められています。小さな子どもからお年寄りまで、幅広い世代が楽しめる我孫子ならではの夏の風物詩です。

イベントのメインは「河童音頭」。1961年に我孫子市と我孫子市商工会によって曲が制定されました。誰でも覚えやすい振り付けが特徴で、子どもから大人まで一緒に踊ることができ、地域の交流を育む踊りとして長年にわたって親しまれています。
盆踊り以外では、3年前にスタートした「あびかちゃんと妖怪仮装行列」も人気企画のひとつです。河童や妖怪に仮装して、あびかちゃんと一緒に手賀沼公園を練り歩きます。当日はアビスタで、フェイスペイントや河童の甲羅を作るワークショップも開催します。仮装の準備をしてこなくても、その場でアイテムを作って参加できるので、手ぶらで訪れても楽しめます。
また、同じくアビスタで子ども向けの縁日「カッパタウン」も開催しています。運だめしや型抜き、駄菓子の販売など、昔ながらの遊びを楽しめます。毎年多くの子どもたちでにぎわう人気コーナーで、会場は屋内で涼しく、小さなお子さん連れでも安心して過ごせます。

さらに、我孫子市内の絶品グルメが集まるキッチンカーやテントブースも多数出店。地元ならではの味を楽しめるほか、ステージではダンスやライブなどのパフォーマンスも開催されます。グルメにショッピング、ステージイベントまで盛りだくさんで、一日を通して「カッパまつり」を満喫できます。
実行委員長の依田さんは、「河童音頭を子どもから大人、おじいちゃん・おばあちゃんまで、三世代で一緒に踊れたらいいね、という思いから始まりました。夏休み最後の土曜日に、家族みんなで河童音頭を踊りましょう」と話します。
まつりのクライマックスは17時から始まる「河童音頭大輪踊り」。世代を超えて一つの大きな輪になり、同じ踊りを楽しむことで、人と人とのつながりが生まれる。そんな願いが込められたおまつりです。

文:黒澤佑希子













