保護司
登録日:2015年7月1日
更新日:2020年7月17日
犯罪や非行をした人が何らかの処分を受けた後は、地域社会に戻り、社会の一員として生きていくことになります。
保護司は、そのような人たちの再出発を支援し、その再犯を防ぎ、犯罪・非行の予防を図る活動を行う方々です。
(1)保護司とは?
法務大臣から委嘱され、地域の更生保護(犯罪や非行をした人の立ち直りを支援する活動)を担う民間のボランティアです。
保護観察官(更生保護に関する専門的な知識に基づいて保護観察の実施などにあたる国家公務員)と協力して活動を行います。
全国で約5万人、千葉県で約1,300人、我孫子市には16人の方が活動しています。
(2)具体的な活動は?
1. 保護観察になった方(対象者)の生活上の助言や就労の援助・指導等を行います
2. 刑務所や少年院などから出所した方が、釈放後にスムーズに社会復帰ができるように、帰住先の調査・就職の確保などの受入体制を整えます
3. 地域での犯罪予防の啓発活動を行います
「対象者が地域で元気に働いている姿を見かけた」「対象者から結婚式に招かれたり赤ちゃんを見せに来てくれた」「立ち直った人と再会して、その人の笑顔を見た」など、保護司が対象者を一人の人間として尊重し真摯に向き合うことで、これまで多くの方々が立ち直っています。
保護司についてのお問い合わせは千葉保護観察所へご連絡ください。
問い合わせ
千葉保護観察所 企画調整課 庶務係 電話:043-204-7791
