麻しん(はしか)が流行しています
麻しん(はしか)の発生が国内で相次いでいます。今後、感染が拡大するおそれがあり注意が必要です。
人の往来が激しくなると、感染症をもらうリスクも高くなります。休暇や仕事等で国内外へ行く際には、行先地域の感染症流行状況を確認してください。
また、自分の予防接種履歴を母子健康手帳で確認し必要な接種をする等、ひとりひとりが感染対策をとりましょう。
麻しん(はしか)とは
麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。麻しんウイルスの感染経路は、空気感染・飛沫感染・接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いといわれています。
※麻しんは、妊婦が感染すると「早産」や「流産」のリスクが高くなります。妊娠中はMRワクチン接種ができませんので、妊婦の家族も感染を防ぐための対策が必要です。
症状
感染から約10日後に発熱や咳・鼻水といった風邪のような症状が現れます。
2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。
肺炎や中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症するといわれています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
※発熱や発疹など、麻しんに似た症状が出た場合、事前に医療機関に相談の上、病院を受診してください。
予防方法
麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い・マスクのみで予防はできません。予防接種が最も有効な予防法といえます。下記に相当する年齢の対象者は、麻しん風しん混合ワクチンの定期予防接種を公費(無料)で接種することができます。
第1期:1歳から2歳未満
第2期:年長児(就学前の1年間)
関連リンク
健康福祉部 健康づくり支援課(保健センター)
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