ジカウイルス感染症(ジカ熱)・デング熱に気をつけましょう
厚生労働省から発表されている最新の情報については、ページ下部の関連リンクをご覧ください。
ジカウイルス感染症(ジカ熱)・デング熱とは
ジカウイルス・デングウイルスに感染しておこる感染症です。
感染してもすべての人に症状がでるわけではありませんが、発熱や関節の痛み、発疹がでるといった症状が1週間ほど続きます。
ジカウイルス感染症(ジカ熱)は妊婦が感染すると、小頭症等の先天性障害をもった子どもが生まれたり、デング熱では出血を伴うデング出血熱となり、重症化する可能性があります。
現時点ではジカウイルス感染症(ジカ熱)・デング熱の有効なワクチンや特異的な治療法はないため、対処療法を行うことになります。
グローバル化や、2020年に東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催等もあり、海外との人の往来は今後も増えることが予想され、海外で流行する感染症が日本に持ち込まれる可能性は、非常に高くなっています。
蚊が媒介する感染予防方法としては、刺されないようにすることはもちろん、蚊を発生させないことが重要です。
みんなで感染のリスクを減らしていきましょう。
感染経路
ウイルスに感染した患者を蚊が吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他の人を吸血することにより、ウイルスが感染します。ヒトからヒトに直接感染するような病気ではありません。また、感染しても、発症しないことも多くみられます。
予防法(さされないために)
・戸外に出るときは、長袖、長ズボンを着用し、素肌でのサンダル履き等は避ける等、肌の露出を避けましょう。
・虫さされ防止剤を使用する際には、むらなく、また、汗などで効果が落ちるためこまめに塗布しましょう。
・室内の蚊の駆除を心がけましょう。
予防法(蚊の発生を防ぐために)
・植木鉢やプランターの受け皿、屋外に放置された子どものおもちゃ、捨てられたプラスチック容器など、水がたまり蚊の幼虫(ボウフラ)の発生源となりやすいものを片づけましょう。
・蚊の幼虫(ボウフラ)は、約10日で成虫になるため、週に1回は身の回りを確認することが有効です。
蚊にさされた後、3~7日程度で高熱がみられた時は、早めに医療機関を受診してください。
また、ジカウイルス感染症(ジカ熱)は、性行為による感染が疑われている事例が報告されています。
ジカウイルス感染症(ジカ熱)流行地域から帰国した場合には、症状の有無に関わらず、最低4週間は性交の際にコンドームを使用するか、性行為を控えることが推奨されていますので、ご留意ください。
ジカウイルス感染症(ジカ熱)・デング熱に関するご相談は、最寄りの保健所(松戸保健所:電話047-361-2121)へご相談ください。
関連リンク
夏休みにおける海外での感染症予防について(厚生労働省のページ)(外部サイト)
啓発ポスター等のダウンロードもできます。
ジカウイルス感染症とは(国立感染症研究所のページ)(外部サイト)
啓発ポスター等のダウンロードもできます。
健康福祉部 健康づくり支援課(保健センター)
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