我孫子市公共施設等総合管理計画及び個別施設計画

我孫子市は、高度経済成長期に学校や道路などを次々と建設し、公共サービスの提供や市民生活の基盤づくりを行ってきました。
しかしながら、これらの公共施設等は老朽化が進んでいることから、機能維持や建替えのための費用が増え続けることが見込まれています。
少子高齢化が進み、税収が減少する一方で社会保障費の増加が見込まれ、公共施設等の維持や更新等に必要な財源の確保は、より一層困難になることが想定されます。
国では、平成25年11月に「インフラ長寿命化基本計画」を決定し、インフラの老朽化対策を進めています。平成26年4月に公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するために、各地方公共団体は「公共施設等総合管理計画」策定の要請を受けました。
本市では、これらの状況を踏まえ、平成28年度に、今後の公共施設等の計画的な管理に向けた基本的な方針を示す「我孫子市公共施設等総合管理計画」を策定しました。さらに、施設類型ごとの具体的な対策内容を定める「個別施設計画」の策定を進めてきました。
この度、これらの個別施設計画の策定が概ね完了したことや、国から総合管理計画の新たな策定指針が示され、計画の不断の見直し・充実が求められていることから、本計画の改訂を行うこととしました。
今回の改訂では、これまでに策定した個別施設計画の対策内容を反映させ、本市に合った計画目標や基本方針を再設定し、より現実的で持続可能なまちづくりに寄与する計画としています。
令和4年3月改訂

我孫子市公共施設等総合管理計画の基本的な方針に基づき、各施設所管課は、公共施設やインフラ施設等の個別施設ごとの対応方針を定める計画として「個別施設計画」を策定しています。
なお、主要な施設については、「個別施設計画」を策定するうえで必要となる対策内容や時期などを設定するために「我孫子市公共施設保全計画」をあらかじめ策定し活用しています。