我孫子市特定事業主行動計画

我孫子市では、平成17年度から次世代育成支援対策に基づく「我孫子市特定事業主行動計画」を策定し、制度整備や職場環境づくりに取り組んできました。平成27年度には、これまでの計画に「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律（女性活躍推進法）」に基づく改訂を行い、「子育てにやさしくて、女性がかがやく職場づくり」を進めています。更に、平成30年度には「我孫子市第3次男女共同参画プラン」を策定し、市女性活躍推進計画を位置付け、特定事業主行動計画の推進を掲げ、2つの計画を一体的に進めていくことにしました。
このようななかで、職員の意識にも変化が見られ、子育て休暇制度は、女性職員だけでなく男性職員にも浸透し、取得者も年々増加しています。一方で、男性職員の育児休業の取得が進まないなどの課題もあります。子育て中の職員が子どもを安心して育てられる環境づくりは、働きやすい職場整備につながり、全ての職員にとって重要なことです。また、仕事と生活の調和（ワーク・ライフ・バランス）の実現に向け、職場の意識や職場風土の改革とあわせ、働き方の改革に取り組むことが必要とされています。共働き世帯が専業主婦世帯を年々上回っており、男性がより主体的に子育てを担い、女性がより一層、職場で能力を発揮し、男女ともに仕事と子育て、自らの時間も充実させることが、業務遂行に大切なものとなっています。
このことから、令和2年度から令和7年度までを期間とする第4期特定事業主行動計画では、男性職員の育児休業の取得など課題となっている施策を重点的に取り組み、誰もが活躍できる組織づくりを進めます。

こども未来戦略方針（令和5年6月13日閣議決定）を踏まえた地方公務員に係る男性職員の育児休業取得率の政府目標が引き上げられたことを受け、第4期我孫子市特定事業主行動計画で設定している数値目標の一つである「男性の育児休業取得の促進」に係る取得率を改定しました。
引き続き、男性職員の育児休業取得率の向上に向けた取組を推進していきます。