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第3期我孫子市国民健康保険データヘルス計画・第4期我孫子市特定健康診査等実施計画

登録日:2024年4月1日

更新日:2024年4月1日

計画の背景

 平成25年6月に閣議決定された「日本再興戦略」において、「全ての健康保険組合に対し、レセプト等のデータ分析、それに基づく加入者の健康保持増進のための事業計画として「データヘルス計画」の作成・公表、事業実施、評価等の取組を求めるとともに、市町村国保が同様の取組を行うことを推進する。」と掲げられました。またこれを受け、「国民健康保険法に基づく保健事業の実施等に関する指針」の一部が改正され、「市町村及び組合は(中略)健康・医療情報を活用してPDCAサイクルに沿った効果的かつ効率的な保健事業の実施を図るための保健事業の実施計画を策定した上で、保健事業の実施及び評価を行うこと。」と定められました。その後、平成30年4月から都道府県が財政運営の責任主体として共同保険者となり、また、令和2年7月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2020(骨太方針2020)」において、データヘルス計画の標準化等の取り組みの推進が掲げられ、令和4年12月の経済財政諮問会議における「新経済・財政再生計画改革工程表2022」においては、データヘルス計画の標準化の進展にあたり、保険者共通の評価指標やアウトカムベースでの適切なKPI※の設定を推進するとの方針が示されました。このように、全ての保険者にデータヘルス計画の策定が求められ、効果的・効率的な保健事業の実施に向けて、標準化の取り組みの推進や評価指標の設定の推進が進められています。
 市町村国保においては、幅広い年代の被保険者が存在するため、これらの年代の身体的な状況等に応じた健康課題を的確に捉え、課題に応じた保健事業を実施することにより、健康の保持増進、生活の質(QOL)の維持及び向上が図られ、結果として、医療費の適正化に資すると考えられます。本計画は、第1期及び第2期計画における実施結果等を踏まえ、PDCAサイクルに沿った保健事業の展開、達成すべき目標やその指標等を定めたものです。計画の推進に当たっては、医療介護分野における連携を強化し、地域の実情に根差したきめ細かな支援の実現を目指し、地域で一体となって被保険者を支える地域包括ケアの充実・強化に努めるものとします。
※KPI…Key Performance Indicatorの略称。重要業績評価指標。

計画の位置づけ

 保健事業の実施計画(データヘルス計画)とは、被保険者の健康の保持増進に資することを目的として、保険者が効果的・効率的な保健事業の実施を図るため、特定健康診査・特定保健指導の結果、レセプトデータ等の健康・医療情報を活用して、PDCAサイクルに沿って運用するものです。
 データヘルス計画の策定に当たっては、健康増進法に基づく「基本的な方針」を踏まえ、健康寿命の延伸と健康格差の縮小等を基本的な方向とするとともに、関連する他計画(健康増進計画、医療費適正化計画、介護保険事業計画、高齢者保健事業の実施計画(データヘルス計画)、国民健康保険運営方針、特定健康診査等実施計画)と調和のとれた内容とします。本計画において推進・強化する取り組み等については他計画の関連事項・関連目標を踏まえて検討し、関係者等に共有し、理解を図るものとします。
 また、計画の推進にあたっては、持続可能な開発目標(SDGs)の視点を持って行うこととします。
 SDGsは「Sustainable Development Goals」の略で、2030年を期限とし、世界のすべての国々、すべての人々が「誰一人取り残さない」社会の実現を目指して取り組む世界の共通の目標で、2015年9月の国連サミットで採択されました。
 SDGsは17の目標と169のターゲット、232の指標から成り立っており、その達成には、国際機関、国、産業界、自治体と市民が一丸となって取り組むことが求められています。本計画においては、17の目標のうち、関連が強い以下の5つの目標を念頭に、各事業に取り組んでいきます。


【SDGsの17の目標】


第4期特定健康診査等実施計画との関係

第3期データヘルス計画は第4期特定健康診査等実施計画と整合性を図り、一体的に策定します。

健康課題と実施事業

データ分析から明らかとなった健康課題

  1. 健診を受けず、自分の健康状態を把握していない被保険者が存在する。
  2. 医療費及び患者数上位において、生活習慣に関係する疾病が多くを占めている。一方で、生活習慣病の重症化リスクがあるにもかかわらず、適切な受診につながっていない健診異常値放置者、生活習慣病治療中断者が存在する。
  3. 特定保健指導の対象であるにも関わらず、指導を受けず、肥満等の健康リスクを放置する被保険者が存在する。
  4. 透析患者のうち、透析に至った原因疾患が糖尿病性腎症である者が7割を占め、また、一人当たりの透析に係る年間医療費は約650万円(令和4年度)である。
  5. 重複服薬に該当する被保険者が存在する。重複服薬は医療費適正化に向けてさらなる取組の余地がある。
  6. 被保険者における後発医薬品の利用率は81.6%である。後発医薬品の利用率について、多くの年齢層で使用割合は80%を超えているが、使用割合が低い年齢層がある。
  7. 一件当たり医療費が高額となる疾患として脳血管疾患がある。また、有病者が多く医療費総額が高額となる疾患として筋・骨格疾患がある。令和4年度の被保険者のうち、65歳以上の被保険者が占める割合は45.7%である。要介護(支援)認定の原因(令和4年度)は認知症、脳血管疾患、骨折・転倒である。

健康課題を解決するための実施事業

  1. 特定健康診査未受診者対策事業
  2. 生活習慣病治療中断者等受診勧奨事業
  3. 特定保健指導未利用者対策事業
  4. 糖尿病性腎症重症化予防事業
  5. 重複服薬患者への指導事業
  6. 後発医薬品の普及・啓発事業
  7. 健康寿命延伸のための包括的啓発事業

計画の期間

令和6年度(2024年度)から令和11年度(2029年度)までの6年間

第3期我孫子市国民健康保険データヘルス計画・第4期我孫子市特定健康診査等実施計画

中間評価(令和8年度)

第3期我孫子市国民健康保険データヘルス計画は、令和8年度に計画期間の中間年度を迎えます。

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