高齢運転者による交通事故防止

交通事故の発生件数は年々減少傾向にありますが、高齢者の交通事故の割合は高く、事故の被害者になるだけでなく、加害者になるケースも増えています。加齢に伴い身体機能や判断力が低下すると、ハンドルやブレーキ操作が遅れて事故を起こしてしまう場合もあります。
運転中に少しでも不安を覚えた方やご家族に運転が怖いと言われた方は、警察が設置する運転適性相談窓口で専門家に相談しましょう。

流山運転免許センター適性相談室　電話番号04-7147-2000（1をプッシュ後、次の案内で68をプッシュ）
千葉運転免許センター適性相談室　電話番号043-274-2000（1をプッシュ後、次の案内で75をプッシュ）
※受付時間は、平日の午前8時30分から午前11時、午後1時から午後4時まで。

運転免許が不要になった方や、加齢に伴う身体機能の低下等のため運転に不安を感じるようになった方は、自主的に運転免許証を返納することができます。ただし、運転免許の停止・取消しの行政処分中の方や、停止・取消処分の基準等に該当する方等は、自主返納することができませんので、ご注意ください。
自主返納された方は、その時点で自動車などを運転することはできません。

運転免許証を返納されると「運転経歴証明書」を申請することができます。
この運転経歴証明書は、運転免許証と同じサイズで、住所、氏名、生年月日、自主返納を受理された日などが記載され、身分証明書として使うことができます（平成24年4月1日以降交付されたもの）。

流山運転免許センター　電話番号04-7147-2000（1をプッシュ後、次の案内で33をプッシュ）
千葉運転免許センター　電話番号043-274-2000（1をプッシュ後、次の案内で32をプッシュ）
※受付時間は、平日の午前8時30分から午前11時、午後1時から午後4時まで。

我孫子警察署　電話番号04-7182-0110
※受付時間は、平日の午前8時30分から午後5時まで

高齢運転者の交通安全対策の推進のため、加齢による認知機能の低下に着目した臨時認知機能検査制度や臨時高齢者講習制度の新設、その他制度の見直し等が行われました。

70歳以上の方が普通自動車を運転する際は、周囲への注意喚起のため、4色に色分けされた、四つ葉のクローバーをモチーフにした「高齢運転者標識」を自動車の前面と後面にそれぞれ装着・表示をしましょう。