2026(令和8)年第2回我孫子市議会定例会 市政一般報告
- 国の「『強い経済』を実現する総合経済対策」による重点支援地方交付金の活用
- 上下水道料金の検針及び請求周期の変更
- 小児科診療所等開業促進事業
- 小中学校施設の維持管理
- 給食施設空調設備設置事業
- 手賀沼公園ミニ鉄道踏切遮断機の修繕
- 農産物直売所アンテナショップ跡地の活用
- 手賀沼花火大会とあびこカッパまつり
- 手賀沼・手賀川の活用
- 鉄道の輸送力と利便性向上
- あびバス平和台地区の運行事業
- 寿古墳公園の法面防護工事
- 資源化施設整備事業
- 五本松運動広場の整備
- 中学校の休日部活動地域展開事業
- FIFAワールドカップ2026パブリックビューイング
- 平和事業
- シティプロモーションの推進
- ふるさと納税
- 東消防署湖北分署等の跡地の活用
- 市役所の窓口開庁時間の短縮
- NECグリーンロケッツ東葛との連携
- 第四次総合計画 後期基本計画の策定
国の「『強い経済』を実現する総合経済対策」による重点支援地方交付金の活用
生活支援給付金給付事業では、エネルギー・食料品価格など、物価高騰の影響を受けた生活者の支援を目的に、2月1日を基準日として我孫子市に住民登録のある市民を対象に、1人当たり5,000円を支給しています。4月1日に案内を発送し、4月17日以降、順次給付を行っています。
また、小中学校給食について、小学校では、保護者の子育て支援・経済的負担軽減を目的に、国の「学校給食費の抜本的な負担軽減」により配分される基準額を超えている額に、重点支援地方交付金を活用して市独自に上乗せをすることで、完全無償化を実現しています。中学校では、引き続き、在籍する第3子以降の生徒の学校給食費の無償化や、第1子、第2子の生徒への月額1,000円の支援を行います。
また、学校給食費負担軽減等補助金として、引き続く給食食材料費の高騰による中学校給食費の増額分について、月額約300円の補助を継続しています。
さらに、食物アレルギー等により弁当を持参している児童生徒の保護者に対する補助も継続して行います。
その他にも、保育園や幼稚園、認定こども園の給食費負担軽減を目的とした補助事業や、公共交通事業者及び中小企業等に対するエネルギー高騰対策支援、水道局が実施する水道料金の減免にも活用していきます。
上下水道料金の検針及び請求周期の変更
水道料金及び下水道使用料は、これまで毎月の検針と毎月の請求を行ってきましたが、9月から、市内を奇数月と偶数月の地域に分けて交互に実施することで、検針及び請求を原則として2か月に1回の周期に変更します。奇数月に実施する地域は主に市の西側、偶数月に実施する地域は主に市の東側です。2か月に1回の実施に変更することにより、検針員の人件費や請求書発行に係る費用を削減し、経営の安定化を図ります。
小児科診療所等開業促進事業
全国的に小児科医不足が課題となっている中、本市においても深刻な状況であることを受け、令和6年4月から千葉県内初の取り組みとして、市内に新たに小児科を有する診療所等を開設する者又は既に開設している診療所等に新たに小児科を診療科目として追加する者に対し、開業等を支援するため一部費用を補助しています。
この制度を活用し、令和8年1月に天王台駅南口に聖医院、4月には我孫子駅南口にあびこスマイルクリニックが開業しました。また、11月にも1名の医師が天王台駅北口の大串小児科医院跡地に開業予定となっており、現在準備を進めています。
なお、県の補助金を活用し、令和8年1月に開設した我孫子聖仁会病院の小児科においては、4月から診療日を拡充し、月曜日から金曜日の平日すべての昼間に受診できる体制となっています。
引き続き、地域医療体制の充実に向けて関係機関との調整に努めます。
小中学校施設の維持管理
我孫子第四小学校は、校舎の電灯設備の更新を11月30日まで、給排水設備の更新を令和10年2月29日までに完了する予定です。
我孫子第二小学校は、受変電設備につながる高圧ケーブルの更新を9月30日までに完了する予定です。
白山中学校体育館の吊下式バスケットゴールの修繕は、夏休み期間中閉鎖し、9月30日までに完了する予定です。
湖北台中学校は、屋上防水、外壁等の改修を令和9年2月26日までに完了する予定です。
布佐南小学校体育館は、屋根、外壁等の改修や電灯設備の更新を11月30日までに完了する予定です。なお、体育館を使用できない工事期間中の避難所については、検討を行っています。
いずれの工事においても、中東情勢により必要な材料の調達ができず、工期が遅れる可能性がありますので、状況に応じて適切に対応していきます。
給食施設空調設備設置事業
小中学校の給食室への空調設備については、6月から室外機を設置します。室内機等については、給食の提供を停止することがないよう、夏季休業中に設置を行い、その後、電気工事や外構工事を実施して、12月までに完了する予定です。
手賀沼公園ミニ鉄道踏切遮断機の修繕
設置から約40年が経過し、老朽化が進んでいるため、踏切遮断機の修繕を行います。
修繕は、大型連休を除いた時期を予定しており、期間は一週間程度を見込んでいます。日程が決まり次第、広報やホームページ等でお知らせします。
農産物直売所アンテナショップ跡地の活用
4月17日に活用事業者から「我孫子市観光施設の立地に関する事業計画申出書」が提出されました。
活用事業者からは、8月より工事に着手し、令和10年1月末に完了する計画が示されています。現在、本事業計画が手賀沼観光施設誘導方針や我孫子市観光施設の立地に関する協議基準、同協議要領に適合しているかの確認を行っており、協議終了後には開発行為に関する手続きに進む予定です。
今後も活用に向けて、事業者と密に連絡を取り合っていきます。
手賀沼花火大会とあびこカッパまつり
夏の風物詩である手賀沼花火大会を、8月1日に開催します。
今年も多くの方の来場が予想されますので、警察、JR等の関係機関と連携を密にし、観覧する方が安全に、安心して楽しんでいただけるよう、準備を進めています。
有料席の販売を7月1日から開始する予定のほか、5月29日から、ふるさと納税の返礼品に「手賀沼花火大会観覧席チケット」を追加しました。ふるさと納税限定で、アビスタ屋上庭園とけやきプラザ11階に特別席を用意し、ポータルサイトにて募集しています。また、6月中に手賀沼公園の桟敷席も返礼品として追加する予定です。
手賀沼花火大会は、打ち上げや警備等で多額の経費がかかることから、市内の公共施設や協力してくださる店舗などに募金箱を設置するとともに、7月中旬から我孫子駅前などで募金を呼びかけます。また、昨年度実施したガバメントクラウドファンディングは、今年も5月22日から寄附の受付を開始しました。
手賀沼花火大会の運営は、皆様の協力で成り立っています。花火大会翌朝の清掃ボランティアも募集しますので、ご協力をお願いします。
また、あびこカッパまつりは、8月29日に開催します。
昨年度は酷暑の中での開催となり、熱中症を疑われる参加者も出たことから、令和8年度は、日中のイベントはアビスタ館内を中心に、夕方以降のイベントは手賀沼公園で開催するなど、安全な開催に向けて実行委員会や関係機関と協議を行っています。詳細が決まり次第、広報やホームページ等でお知らせします。
手賀沼・手賀川の活用
我孫子市・柏市・印西市のほか、千葉県など関係機関で構成する「手賀沼・手賀川活用推進協議会」では、3月に、地域の自然や歴史、文化の魅力が詰まった自慢の逸品を新しいブランド「手賀さんち」として認定する制度を開始しました。
現在、市内事業者を含む9事業者23商品が認定されており、市や県のホームページ等で周知を図っています。
今後は、ブランドの更なる普及、啓発に努めるほか、水辺を活かした取り組みについて、市域を超えて進めていきます。
鉄道の輸送力と利便性向上
沿線活性化事業では、昨年に引き続き、5月9日、10日の2日間、「B.B.BASE手賀沼」が臨時運行され、2日間で延べ233名が乗車されました。10日は「Enjoy手賀沼!」を開催していたほか、おもてなし品として、農産物直売所あびこんのお米の引換券をプレゼントしたことから、多くの方が手賀沼親水広場を訪れました。
また、4月に成田線の我孫子、成田間が開業125周年を迎えたことから、参加者に、オリジナルのサコッシュやキーホルダーなどの記念品を配布しました。今後も、写真展などの記念事業を実施していきます。
さらに、5月19日にはJR東日本首都圏本部に対して、成田線の増発や接続改善、多文化共生への対応などの利便性向上を軸とした要望活動を行いました。5月29日には、JR東日本千葉支社に対しても要望活動を実施しました。
引き続き、沿線の更なる活性化に取り組んでいきます。
あびバス平和台地区の運行事業
令和6年9月から市が運行経費を補助している路線バスの「平和台線」は、9月から、市のコミュニティバス「あびバス平和台ルート」として運行するため、既存のあびバスと同じ運賃体系にすることについてのパブリックコメントを4月1日から30日まで実施し、1名の方から1件のご意見をいただきました。
「あびバス平和台ルート」の運賃については、5月29日に開催した我孫子市地域公共交通会議分科会に寄せられたご意見を報告し、協議した結果、承認をいただきました。今後は、運行開始に向けた諸手続きを進めていきます。
「あびバス」として路線を維持していくため、皆様のご理解と一層のご利用をお願いします。
寿古墳公園の法面防護工事
令和5年9月の大雨により、大規模な倒木が発生した寿古墳公園南側の法面について、安全性を高める防護工事を行います。工事は7月から実施し、令和9年2月の完了を目指します。
資源化施設整備事業
令和12年度からの稼働を目指しているリサイクルセンターの整備に向け、旧焼却施設の解体及び土壌汚染対策工事を進めています。7月から旧焼却施設内及び煙突内のダイオキシン類の除染を実施し、除染完了後10月から旧焼却施設内プラント設備の解体、令和9年1月から煙突の解体を行う予定です。
リサイクルセンターの整備については、整備運営事業者を選定するための委員会を令和7年度から設置しており、引き続き審議を進める予定です。
五本松運動広場の整備
五本松運動広場の整備では、サッカー、ラグビー、陸上競技を中心とした屋外競技に利用可能なグラウンドを、設計と施工を一括発注するデザインビルド方式により事業を進め、今年度中の竣工を予定しています。
令和9年4月からの五本松運動広場の管理運営については、4月30日に開催した我孫子市五本松運動広場及び我孫子市ふれあいキャンプ場指定管理者選考委員会での意見を踏まえ、指定管理者制度を導入することになりました。今後、事業者募集及び選定を進めていきます。
中学校の休日部活動地域展開事業
令和6年度から7年度にかけて、実証的に一部の部活動を対象とした地域クラブ活動を実施してきました。9月からは、休日に活動する全部活動を対象とした地域クラブ活動を開始します。
地域クラブ活動の管理・運営体制を構築するとともに、子どもたちのスポーツ・文化芸術活動に親しむ機会を確保できるよう取り組みを進めていきます。
FIFAワールドカップ2026パブリックビューイング
5月15日にワールドカップ日本代表のメンバー発表があり、我孫子市出身で市制施行55周年市民文化スポーツ栄誉章受章者の中村敬斗選手が選出されました。
市では、6月21日のチュニジア戦、26日のスウェーデン戦の日本代表の試合において、アビスタでパブリックビューイングを開催します。大型スクリーンで迫力ある試合を観覧いただき、市民の皆様と一緒に中村選手を応援することで、スポーツの素晴らしさを感じられる機会を提供します。なお、収容人数に限りがありますので、参加方法の詳細はホームページ等でお知らせします。
平和事業
平成17年度から実施している中学生派遣事業では、8月8日から10日の3日間、市内中学校の代表者12人を長崎に派遣する予定です。
また、若い世代に平和の尊さや戦争の恐ろしさについて学んでもらうため、歴代の派遣ОB・OGが講師となり、自身が現地で学んだことを市内小学校の6年生を対象に授業を行う「リレー講座」も、市内全校で順次実施していきます。
戦争体験者や原爆の被害に遭われた方が少なくなってきている中、平和の尊さを若い世代へしっかりと受け継いでいくために、平和を希求する市民とともに平和事業に取り組んでいきます。
さらに、昨年12月に戦後80年及び我孫子市平和都市宣言40年記念事業として制作した我孫子市平和のうた「願いを込めて PEACE FOREVER」について、市内小中学校の合唱や吹奏楽のほか、平和事業で実施するイベントで活用するなど、普及啓発に取り組んでいきます。
シティプロモーションの推進
3月30日に、市と手賀沼フィルムコミッション、中央学院大学の官・民・学3者による「フィルムコミッション事業」協力協定を県内の自治体で初めて締結しました。
新たにロケ地の受け入れ先となった中央学院大学には、屋上ヘリポートや模擬法廷、eスポーツスタジオなどの個性的な施設があります。今後は、3者が連携することで、これまで市内で撮影できなかった作品の誘致も、積極的に進めていきます。
さらに、中央学院大学や宮ノ森公園など、新たなロケ地を追加した、ARロケーションガイドを制作し、4月から市内外で配布しています。このうち、初めて制作した英語版は、市内のホテルや成田空港第一ターミナルのビジター・サービスセンターなどで配布しています。
今後も官・民・学3者の協力協定を活かし、市のイメージ向上やシビックプライドの醸成を効果的に推進していきます。
新たな転入者の獲得に向けては、移住PR紙「住み替えあびこナビ」と東部エリアに特化した「住み替えあびこナビEast」を発行し、4月から配布を行っています。2種類の移住情報紙をより多くの方に手に取っていただけるよう、配布場所の拡大を進め、子育てしやすいまち、あびこのPRを図ります。
ふるさと納税
新たな返礼品の開発や現地決済型サービスの拡充などに取り組んだ結果、令和7年度の寄附受入額は74,693,000円、件数は1,949件と過去最高になりました。
令和8年度は、ふるさと納税業務の委託事業者を変更し、本市の目玉となる返礼品の開発をしています。まずは、委託事業者が農家からお米を買い取り、一括して返礼品として提供する取り組みを進めています。これにより、ふるさと納税にかかる農家の事務的な負担を軽減し、より多くの農家にふるさと納税事業に参画していただけることを期待しています。
東消防署湖北分署等の跡地の活用
東消防署湖北分署ほか2施設の跡地活用について、広く民間事業者の意見を聴くため、1月から3月までサウンディング型市場調査を実施しました。
対話には4者の参加があり、参考となるアイデアをいただくことができました。対話結果については、ノウハウ保護の観点から詳細部分は伏せて、概要をホームページで公開しています。
今後、いただいたアイデアを踏まえながら、より良い活用の実現に向けた検討を続けていきます。
市役所の窓口開庁時間の短縮
1月5日に試行運用を開始して以来、およそ5か月が経過しましたが、市民の皆様をはじめ、市役所を利用する方々のご理解とご協力をいただいていることから、特に混乱は生じていません。
そこで、市役所を利用する方々への周知を行った上で、9月1日から西別館や教育委員会を含む市役所全体において、試行運用を実施することとします。
対象施設の拡大後においても、引き続き課題などの検証を進め、本格実施を目指します。
NECグリーンロケッツ東葛との連携
長年にわたり、我孫子市を拠点として活動しているNECグリーンロケッツ東葛が、今シーズンをもって40年の歴史に幕を下ろすことになりました。令和2年に協定を締結し、ラグビーを通じた地域振興・地域貢献として、選手たちには市内の様々なイベントなどで市民との交流を深めていただきました。
7月には、練習拠点や体制も含め、チーム全体がJR東日本グループへ引き継がれます。市としては、チームの新たな出発と更なる躍進を期待し、今後も応援を続けていきます。
第四次総合計画 後期基本計画の策定
令和10年度からの後期基本計画に活用するため、市内在住の18歳以上を対象に、市がこれまで実施してきた施策に対する満足度・重要度について伺う市民アンケート調査を実施します。調査の回答は、簡単・便利なインターネット回答を主として、7月から8月までの2か月間行う予定です。
最新の社会情勢や市民ニーズを反映したまちづくり計画策定のため、ご協力をお願いします。













