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2022(令和4)年第4回我孫子市議会定例会 市政一般報告

登録日:2022年11月25日

更新日:2022年11月25日

新型コロナウイルス感染症対策

新型コロナウイルス感染症(以下、「新型コロナ」という。)対策として期待されるワクチン接種について、11月15日時点の接種状況は、65歳以上の方は1回目96.2%、2回目95.8%、3回目91.3%、5歳以上64歳以下の方は1回目81.7%、2回目81.3%、3回目62.9%となっています。なお、12歳以上の方の4回目は41.7%、60歳以上の方の5回目は14.0%です。
5歳から11歳以下の小児への3回目のワクチンの接種については、9月下旬から開始しました。
オミクロン株対応ワクチンの接種については、9月22日から国の方針に基づき対象を順次拡大して開始しています。なお、10月21日より接種間隔が5か月以上から3か月以上に短縮されたため、医師会のご協力を得ながら、接種間隔の短縮に対応しており、12歳以上の方のオミクロン株対応ワクチンの接種率は16.5%となっています。
さらに、生後6か月から4歳以下の乳幼児へのワクチン接種が10月24日より開始され、予防接種法に定められた期間である令和5年3月31日までに3回の接種を完了するためには、遅くとも1月15日までに1回目の接種を開始するよう国から指示がありました。市では、接種券について可能な限り早く発送できるように準備を進め、11月22日に接種券を発送予定です。
受診体制の整備については、12月29日から令和5年1月3日の年末年始の期間において、発熱患者等に対する診療及び検査体制を整備した医療機関へ支援金を交付する予定です。また、4月1日から12月31日までの期間において、新型コロナ患者の入院を受け入れた市内医療機関で働く医療従事者等に慰労金を交付する準備を進めています。
新型コロナの新規感染者数は増加傾向にあり、引き続き市民の不安軽減や受診しやすい体制整備に努めていきます。

コロナ禍における原油価格・物価高騰の影響への対応

新型コロナの影響が長期化する中、原油価格・物価高騰の影響等を考慮し、様々な困難に直面した方々の生活・暮らしを支援しています。
低所得の子育て世帯への生活支援では、国の緊急支援対策である「子育て世帯生活支援特別給付金」を支給しています。
ひとり親子育て世帯については、児童扶養手当を受給している方などに対して、10月31日までに、623世帯、926名へ5万円を支給しました。
ひとり親世帯以外の住民税非課税子育て世帯については、令和4年4月分の児童手当又は特別児童扶養手当を受給している令和4年度の住民税が非課税である方に対して、10月31日までに、440世帯、754名へ5万円を支給しました。新型コロナの影響により家計が急変した方や、高校生相当年齢のみを養育する方は、令和5年2月28日までに申請が必要です。
また、我孫子市の独自支援として実施した「子育て応援給付金」については、8,820世帯、13,848名へ2万円を支給しました。さらに、市内在住の高校生相当年齢を養育する保護者を対象に、高校生相当年齢一人につき2万円を「我孫子市高校生等子育て給付金」として支給する予定です。12月中旬に対象となる方への申請案内の発送、1月下旬に1回目の支給ができるよう準備を進めており、令和5年2月28日までの申請受付を予定しています。
令和4年度住民税非課税世帯等に対しては、1世帯あたり5万円の緊急支援給付金を支給しています。対象となる世帯には給付にかかる確認書を11月1日から送付しました。また、申請が必要となる世帯等についても周知を図り、令和5年1月31日まで申請を受け付けます。さらに、市の独自支援策として、緊急支援給付金の対象とならない住民税均等割のみ課税世帯に対し、5万円を給付する予定です。
障害児通所支援事業所に対しては、「障害福祉サービス事業所等総合緊急対策支援金」として、送迎を実施している13事業所には5万円、それ以外の3事業所には3万円を支給しました。今後も事業所への影響が続くことが想定されるため、追加の支援の準備を進めています。
介護保険施設や障害福祉事業所に対しては、施設の種別に応じて、40万円、10万円、6万円の感染症対策支援金を支給する予定です。申請受付は令和5年1月31日までを予定しており、円滑に支給できるよう準備を進めています。
市内農業者に対しては、動力光熱費、肥料・飼料費及び農業用資材経費を対象に上限10万円とした「農業者向け原油価格・物価高騰対策緊急支援金」を支給しており、12月28日まで申請を受け付けています。
市内公共交通事業者に対しては、「我孫子市公共交通事業者燃料価格高騰対策支援金」を支給しましたが、市民生活及び経済活動を支える公共交通の維持を図るため、追加の支援として、路線バス事業者へは1台あたり2万5千円、送迎バス事業者及びタクシー事業者へは1台あたり1万円を支給する予定です。
医療機関への支援としては、市民が必要な医療を受けられる体制を維持するため、食材料費や光熱費等の物価高騰の影響を受けた医療機関等へ支援金を交付する準備を進めています。
今後支給を予定している支援金等については、関連する予算を今議会に上程しています。なお、「我孫子市高校生等子育て給付金」及び住民税均等割のみ課税世帯への支援については、議会初日に先議いただく予定としています。

水害対策

布佐排水区では、布佐駅東側地区の布佐北第1号幹線のうち、4工区の雨水幹線整備工事を進め、令和5年2月末の完了を目指します。引き続き5工区の整備も行っていきます。
若松地区では、最終工区となる第4排水区4工区の雨水管布設工事を進め、令和5年3月末の完了を目指します。
柴崎排水区では、令和2年度から3か年で進めてきた柴崎幹線整備工事2工区が11月で工事が完了し、供用を開始しました。引き続き3工区の準備工事を行っていきます。
今後も浸水対策事業を着実に実施し、水害に強いまちづくりを進めていきます。

災害予防・初動対策事業

11月19日に、川村学園女子大学グラウンドを会場として、令和4年度我孫子市総合防災訓練を実施しました。今年度は、大地震の発生を想定し、防災関係機関との連携訓練を中心に実施しました。また、体験・見学コーナーも設置し、市民の皆様が実際に訓練に参加できる機会を提供しました。
今後も、災害時に迅速かつ的確に対応できる公助・共助の能力の向上を図り、災害に強い安全・安心なまちづくりを進めていきます。

高齢者のいきがいと健康づくり

老人福祉センターつつじ荘の浴室で漏水が発生しているため、令和5年1月中に改修工事を実施します。工事期間中は浴室が使用できませんので、ご理解とご協力をお願いします。

帯状疱疹予防接種費用助成

帯状疱疹は、水ぼうそうが治った後ウイルスが体の中に潜み、免疫力が落ちた時に痛みやかゆみを伴う発疹が起こるものです。50歳以上の方に多く、治った後も長期に痛みが残る帯状疱疹後神経痛と呼ばれる合併症になる場合があり、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。重症化及び発症予防効果がある予防接種について、50歳以上の方を対象に費用の一部を助成する準備を進めており、関連する予算を今議会に上程しています。

スポットビジョンスクリーナー(屈折検査機器)導入

3歳児健康診査において、弱視の早期発見及び治療への必要な支援につなげるため、集団健診の受診者全員に屈折異常や斜視のスクリーニングが短時間で実施できる屈折検査機器を導入する予定です。関連する予算は今議会に上程しています。

未就学児の教育・保育環境の充実

湖北台保育園旧園舎の解体を8月下旬から開始しており、11月中に完了する見込みです。解体後は、園庭のほか、送迎者や職員などの駐車場整備を進め、令和5年2月末までに全ての工事を完了させる予定です。

学校給食費への補助

原油価格・物価高騰等の影響により学校給食用食材料費が上昇し、学校給食にも大きな影響が出ています。保護者の負担を増やすことなく、安全・安心な学校給食を提供していくため、6月以降の毎月の学校給食費に対し、児童・生徒一人あたり小学校で約330円、中学校で約420円、総額で約2,800万円を支給しました。更なる物価高騰に対応するため、12月以降に実施する学校給食に対しては、総額で約1,000万円の追加の補助を予定しています。
また、子育て世帯の負担軽減を図るため、令和5年1月から、市内小中学校に在学する第1子、第2子の児童・生徒にかかる月額給食費のうち、一人あたり1,000円を市が負担する支援事業を開始する予定です。
さらに、市内小中学校等に3人以上の子どもが在学する世帯に対しては、第3子以降の学校給食費全額補助をすでに実施していますが、令和5年1月からは、千葉県が市町村の実施する第3子以降無償化事業に対して補助を開始することを受け、県の補助対象と要件を合わせ、範囲を拡大して実施する予定です。
なお、各事業に関連する予算は今議会に上程しています。

小中学校施設の維持管理

我孫子中学校のトイレについては、今年度と来年度の2年間、2期に分けて改修工事を行っています。今年度は、校舎東側1階から4階までの改修を行っており、12月15日に工事が完了する予定です。
今回の工事では、給排水配管の改修、床の乾式化、バリアフリー化、洋式化、自動洗浄、自動水栓やセンサーライトの設置を行い、生徒が快適に利用できる環境となります。さらに、新たに多目的トイレを設置します。

布佐中学校区の在り方検討

今後の布佐中学校区の児童・生徒にとって最適な学習環境と地域の特性に応じた学校の在り方について検討するため、「我孫子市布佐中学校区の学校の在り方検討委員会」を設置し、7月25日に第1回目の検討委員会を開催しました。
また、11月には、小中9年間一貫した教育を行っている市川市立塩浜学園への視察を実施しました。視察では、児童・生徒の活動の様子を確認し、今後の検討に向けて大変参考となる情報を得ることができました。
第2回目の会議は、年内に開催し、学校施設の在り方や小中一貫校のメリット・デメリットなどについて協議していく予定です。引き続き、児童・生徒にとって最適な学習環境となるよう検討を進めていきます。

長期欠席児童生徒対策事業

適応指導教室「ヤング手賀沼」は、今年度から「教育支援センター」へ名称を変更し、運営を行っています。また、湖北台東小学校の教室の愛称を「かけはし」、けやきプラザの教室の愛称を「ひだまり」としました。
児童・生徒を支援するコーディネーターを昨年度より増員して対応しており、10月末現在の登録児童・生徒数は80人と、昨年同時期の51人と比較して大幅に増加しています。登録児童・生徒による施設利用率も25.3%と、昨年度の23.4%と比較して増加しています。
今後も通級する児童・生徒たちが安心して過ごすことができる心の居場所、学びの場の確保を念頭に運営していきます。

企業が進出・操業しやすい環境づくり

柴崎地区産業用地整備では、現在、土地利用計画(案)を作成しており、引き続き、関係機関と協議をしながら、事業を進めていきます。
オフィス開設等促進補助金については、今年度、新たに1事業者がこの補助金を活用し、市内進出する予定となっています。令和3年度に補助金制度を創設してから2例目の市内進出となり、本市独自の補助金制度による効果が発揮されているものと考えています。

農業の生産性の維持向上

水稲のカメムシ被害等を抑制するため、市内全域の水田を対象に、要望のあった農業者等へ小型無人航空機による薬剤散布費用の一部を支援しました。14件の補助金申請があり、利根川側の水田で約214.6ヘクタール、手賀沼側の水田で約154.3ヘクタールの合計約368.9ヘクタールにおいて実施されました。一等米比率は83%となり、薬剤散布再開前の令和元年と比べ23%上がりました。なお、散布にあたっては、使用する農薬の適正使用や周辺住民等の安全に配慮するよう申請者へ指導しています。
今後も安定的な農業経営が図れるよう、農業者へ支援を行っていきます。

農業拠点施設

農業拠点施設における指定管理期間が令和5年3月末で終了することから、9月に開催した第3回選考委員会において、令和5年4月からの指定管理者の候補者として、現在の指定管理者である株式会社あびベジを選定しました。
評価された点は、これまで5年間の運営で培った経験と実績が経営に反映され収支が安定してきたことです。また、出荷農家やあびこ型「地産地消」推進協議会等の関連団体との連携を確立していることや学校給食における地元産野菜の供給拡大をしていること、新たにスタートさせた市民と農業者交流を目的とした農業体験交流事業や食育活動など、農家組織であることを活かした取組が評価されました。
なお、指定管理者の指定に係る議案については、今議会に上程しています。

観光振興策の推進

「手賀沼公園」と「サイクルパーク・我孫子南」のレンタサイクルステーション2か所と手賀沼公園ミニ鉄道は、冬季期間も土日祝日の運営を試験的に行い、利用状況を検証します。例年は休止している期間となりますので、皆様にご利用いただけるよう広報等で周知していきます。

観光情報の発信

JR東日本の主要駅に配架する、我孫子市内のおすすめスポットやイベントなどを掲載した小冊子「小さな旅」の作成を進めています。また、公共施設やイベント等で配布する観光パンフレットも併せて作成します。
令和5年2月末の配架を予定しており、暖かくなる春頃には、多くの方が「小さな旅」を片手に、我孫子市を訪れていただけるものと期待しています。

我孫子市商業観光まちづくり大綱の策定

市内の商業者や観光業者、商業・観光分野の有識者で組織された我孫子市商業観光方針検討会において議論を重ねてきました。また、アンケートやワークショップにより市民や市内商業者からいただいたご意見も踏まえながら、現在「我孫子市商業観光まちづくり大綱」案の作成を進めており、令和5年3月の策定を目指します。

手賀沼遊歩道の再整備

3月末に策定した、我孫子市手賀沼遊歩道維持管理計画に基づき、草刈と低木の剪定を実施しながら、ツツジの褐斑病対策として木酢液散布を8月に行い経過を観察しています。樹木の根による舗装の隆起などについては、今まで経過観察を行ってきたところで、令和5年2月頃を目途に修繕を実施していきます。
護岸工事は、手賀沼の水位が低下する渇水期に実施する計画で関係機関と協議を行っていましたが、工法の変更やより詳細な設計が必要となったため、工程を見直すこととしました。今後、必要となった詳細設計を令和5年度に行い、令和6年度から護岸工事を実施していく予定です。

ジャパンバードフェスティバルの開催

11月5日と6日に、第22回目となるジャパンバードフェスティバル2022ニセンニジュウニがアビスタ、手賀沼公園など4会場で3年ぶりに開催され、約2万5千人の方にご来場いただきました。
プレイベントでは、あびこ市民プラザギャラリーにて内山春雄氏のバードカービング展を行いました。
13回目となる「全日本鳥フォトコンテスト」では、今年も日本の鳥や世界の鳥の様々な瞬間を切り取った、およそ900点の応募がありました。
メイン企画のひとつである鳥学ちょうがく講座では、アビイクオーレにて東京大学東洋文化研究所のすが教授による「江戸の鳥の美食学」と題した講演会を開催し、多くの方に聴いていただきました。
また、アビスタホールで開催した「環境学会」では、市内外15の小・中・高校の児童・生徒による発表が行われ、幅広い世代の発表と学びの場となりました。
今後もジャパンバードフェスティバルを通して、我孫子市の魅力をPRしていきます。

起業・創業の支援

公園坂通りのにぎわいの創出等に寄与する事業者について、4事業者からの応募があり、10月18日の選考委員会を経て、飲食店を中心とした複合施設の提案をした「Sugar cafe&sweets(シュガーカフェアンドスイーツ)」を事業者として決定しました。事業者とは協定を締結し、令和5年4月開業の計画で事業を進めていきます。

公園坂通りの整備・検討

公園坂通りについては、「公園坂通り周辺地区まちづくり懇談会」をこれまでに4回開催し、都市計画マスタープランに位置づけた将来ビジョンの実現に向けて、沿道周辺の住民の方や土地所有者の方などと意見交換を行っています。併せて実施している現況道路の測量業務は11月末に、無電柱化の検討に向けた調査業務は令和5年2月末に完了する予定です。
また、手賀沼公園・久寺家線開通後の公園坂通りの交通量調査を9月4日の日曜日と7日の水曜日に実施した結果、開通前の令和2年9月と比較して、上下線合わせて平日で39%、休日で35%まで減少したことがわかりました。この調査結果をもとに、車線幅員の変更について警察と協議を進めるとともに、「公園坂通り周辺地区まちづくり懇談会」において意見交換を行いながら、暫定的な歩行者安全対策を実施していきます。なお、2回目の交通量調査は、令和5年2月に行う予定です。
今後も、「公園坂通り周辺地区まちづくり懇談会」において意見交換を行いながら、「歩きたくなる道」の整備に向けた検討を進めていきます。

道路の整備・改良

公園坂通り接続部分の歩道整備工事は9月30日に、車道部分の舗装工事は11月7日に完了しました。

下ヶ戸・中里線外1線の整備については、現在、若草幼稚園跡地付近の都市計画道路約100m区間の整備工事と取付道路約80mの整備工事に着手しており、年度内の完了を目指して進めています。また、本工事区間から先の都市計画道路整備については、警察協議の中で、終点部の国道356号バイパスとの交差点形状について再検討を求められており、関係する権利者や関係機関との協議・調整を行いながら検討を進めています。
土谷津地区では、第一期工事に着手しており、令和5年2月末の完了を予定しています。また、第二期工事分の用地については、年度内の取得を目指し、現在用地交渉を進めています。
道路の整備・改良については、近隣の皆様へご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

駅施設の整備・維持・管理業務

JR東日本が整備を進めている、我孫子駅ホームエレベーターの整備については、現在、順調に工事が進んでおり、8番線ホームのエレベーターは12月15日に、1、2番線ホームは令和5年2月末までに、その他のホームエレベーターは令和5年5月末までに、順次供用を開始していくとのことです。
工事完了まで、ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

千葉北西連絡道路

8月に、千葉北西連絡道路の基本方針(骨子)が、国、県、関係市などで構成する千葉北西連絡道路検討会で確認されました。
また、11月10日には、沿線の皆様に千葉北西連絡道路を広く知っていただくことを目的に、我孫子市、柏市、野田市、印西市、千葉県が共同で、けやきプラザにおいてシンポジウムを開催しました。国土交通省による検討状況の説明や東京理科大学教授による講演のほか、本市を含めた4市2事業者によるパネルディスカッションを行い、災害時に対応できる交通の確保や新たな土地利用への活用など、まちづくりへの期待について議論しました。
今後も、市の発展に寄与する道路の実現に向け、国への要望などを行うとともに、広く市民の皆様への情報提供を行っていきます。

常磐線・成田線沿線の活性化

JR東日本首都圏本部と連携した常磐線沿線活性化事業では、常磐線沿線の4区4市と東京藝術大学、JR東日本首都圏本部で構成されるJOBANアートライン協議会において、11月18日から23日まで、「アートと自然の中を歩く手賀沼散策コース」と題し「駅からハイキング」を我孫子駅にて開催しました。訪れた方々に文学や芸術、水辺の自然環境を通して我孫子市の魅力を知っていただく良い機会となりました。
さらに、JR東日本沿線の引き取り手のない忘れ物傘にペイントを施す「アートアンブレラ」のワークショップを11月5日のジャパンバードフェスティバルで実施しました。また、アビシルベでは、11月19日と20日にワークショップを実施したほか、11月17日から21日まで東京藝術大学の学生が作製したアートアンブレラを展示しました。
今年度はアートを基調としたイベントに力を入れており、常磐線にまつわる「ポストカードアートコンテスト」を新たに企画し、11月1日から30日まで作品を募集しています。応募いただいた作品の中から大賞1作品、優秀賞10作品を決定し、受賞作品については、常磐線の魅力向上に向けた取組などに活用していきます。
JR東日本千葉支社と連携した成田線沿線活性化事業では、9月25日に湖北駅にて「成田線沿線地域クリーンアップ大作戦2022ニ―ゼロニ―ニ―」を開催しました。初の試みでしたが、市民や駅職員など、合わせて40人の方々に参加いただき、美化活動を通じて、成田線への愛着やイメージアップにつなげることができました。
また、10月8日から10日まで、湖北駅において「自然と歴史を満喫しよう!ぬまっぺりハイキング」と題した「駅からハイキング」を開催し、3日間で348人の方々に参加いただきました。
さらに、10月22日、23日には、総武線両国駅から布佐駅までの区間において「B.B.BASE手賀沼」が運行され、2日間往復で延べ298人の乗車があり、訪れた方々には手賀沼周辺の豊かな自然環境などを満喫していただきました。
今後も、要望活動や様々な事業・イベントを通して、常磐線・成田線の利便性の向上に努め、更なる沿線の活性化に取り組んでいきます。

環境基本計画の進行管理

令和5年度からスタートする第二次環境基本計画では、新たに市域全体の温室効果ガス排出量を削減するための計画「地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を包含し、カーボンニュートラルの実現に向けて取り組むこととしています。環境審議会でいただいた意見をもとに作成した計画案について、年度内にパブリックコメントを実施し、本市の現況を踏まえた環境基本計画を策定していきます。

あびこエコ・プロジェクトの推進

令和3年度から開始した「あびこエコ・プロジェクト5」では、令和7年度までに、市の事務事業に伴う温室効果ガス排出量を、基準年度の平成30年度比で9%削減する目標を定めています。令和3年度の総排出量は、電気使用量や自動車における燃料使用量等は減少しているものの、ごみの焼却量が増加したことから、現時点では目標数値に届いていない状況です。
引き続き目標達成に向け、環境負荷の低減に向けた取組を推進していきます。

新クリーンセンターの整備・運営

新クリーンセンターの整備では、令和5年4月の稼働に向け工程どおり順調に進捗しており、11月1日から受電が開始され、各機器の調整運転を実施しています。12月12日には火入式を行い、焼却炉の乾燥焚きを開始する予定で、12月22日からごみを搬入し、令和5年1月10日から約3か月間、試運転として実際にごみを焼却する予定です。なお、本体工事の工程や進捗状況などは、広報やホームページに掲載し、引き続き情報提供していきます。

五本松運動広場の検討

6月からサウンディング型市場調査を実施し、申し込みのあった8社から、整備・運営の事業手法等について意見を聴取し、ネーミングライツの可能性、サッカー場のほかに追加すると良いスポーツ施設など、様々な提案を受けました。調査結果については10月21日にホームページで公開しました。今後は、この結果を受けて、五本松運動広場の整備・運営の方針を検討していきます。

スポーツの振興

10月30日に「よみがえる手賀沼 さわやかに走ろう!」をスローガンに、第28回手賀沼エコマラソンが開催されました。新型コロナ拡大の影響を受け、3年ぶりの開催となりましたが、全国から約6,400人のランナーに参加いただきました。今後も市民やランナーの皆様に愛されるマラソン大会として発展するよう、柏市とともに大会を盛り上げていきます。
11月26日には、手賀沼親水広場を舞台に手賀沼チームラン・キッズランうなきちカップを2年ぶりに開催しました。当日は親子ラン、キッズラン、チームランのほか、初めての試みとなる800mランを実施しました。子どもから大人まで幅広い世代の方に参加いただき、仲間や家族で一緒に楽しめるスポーツイベントとして大変盛り上がりました。

平和事業の実施

12月4日に、我孫子市平和事業推進市民会議との共催で「平和の集い~我孫子から平和を願う~」を開催します。第1部では、8月に広島に派遣した中学生12名が、被爆地で学び、感じたことや、平和についてのメッセージを発表します。第2部では、我孫子中学校演劇部の生徒が、被爆当時の広島を舞台にした劇「輝けいのち―ヒロシマの地下室から―」を上演します。
また、11月23日から平和の集い当日まで、アビシルベとけやきプラザギャラリーで関連展示を開催しています。広島派遣の様子のほか、広島平和記念公園の「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんについての展示や、広島市内のもとまち高校の生徒と被爆者の共同制作による「原爆の絵」を、平和記念資料館の協力を得て展示しています。
歴代の広島・長崎派遣経験者が、市内小学校の6年生を対象に、戦争や原爆の恐ろしさを伝え、平和について一緒に考える「リレー講座」は、今年度も既に8校で実施しており、令和5年2月までに全校の6年生が受講します。
戦後77年が経過し、戦争体験者や被爆者がますます少なくなっていく中、次の世代へ平和の尊さを受け継いでいくため、平和事業に取り組んでいきます。

行政情報の発信

情報発信をさらに強化するため、9月26日に「我孫子市LINE公式アカウント」を開設しました。公式LINEに登録した方は、「防災・防犯」、「子育て」、新型コロナワクチンの情報を含む「健康」などから欲しい情報を選択し、市から発信する様々な情報を受け取ることができます。
また、各地区のごみ収集日の通知設定や、ごみ分別の検索機能が利用できるほか、アイコンを選択すると、該当する市のホームページを直接開くことができ、知りたい情報を収集しやすくなっています。
運用開始に合わせて、広報10月1日号で特集記事を掲載するとともに、ホームページやフェイスブック、我孫子市ふるさと大使のナイツ塙宣之はなわのぶゆきさんによる「我孫子市広報動画チャンネル」でも周知を図っており、11月15日時点の登録数は7,500人を超えています。
今後もLINEをはじめとした様々なツールを活用し、効率的かつ効果的な情報発信を行っていきます。

庁舎の老朽化対策

現在、議会棟議事堂における空調設備等の更新工事を、令和5年2月末までの予定で実施しており、今議会の会期中は議事堂の空調が使用できない状態となります。
傍聴を予定している皆様におかれましては、各自で防寒対策をしたうえでお越しください。ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

マイナンバーカードの普及促進

マイナポイントの第2弾キャンペーンにおける、ポイント付与の対象となるカードの申請期限は12月末までに延長されました。
我孫子市における11月13日現在のマイナンバーカード交付率は54.8%で、半数以上の方がマイナンバーカードを所持しています。
マイナンバーカードは現在でも、公的な身分証明書やe-Taxによる確定申告、コンビニでの証明書発行にも使うことができます。
さらに、今後はコンビニでの戸籍謄本や抄本の発行が可能になるほか、健康保険証や運転免許証との一体化やスマートフォンへの搭載が国から示されており、ますます便利になっていくことが予想されます。市でもマイナンバーカードの電子証明書を活用したオンライン申請を推進し、市役所に来なくても様々な手続きができるよう、市民の皆様の利便性向上に努めていきます。

おくやみコーナーの開設

身近な方が亡くなられた後の手続きは、高齢の方や離れて暮らすご家族、遠縁の方が行う場合もあり、複数の窓口にまたがる手続きがご遺族の負担となっています。
そこで、関係各課が連携し、まとめて手続きを行うことでご遺族の負担軽減につながるよう、おくやみコーナーの開設に向けて準備を進めています。開設は令和5年1月末の予定で、関連する予算を今議会に上程しています。

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