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2017(平成29)年第4回我孫子市議会定例会 市政一般報告

登録日:2017年12月4日

更新日:2022年4月4日

この市政一般報告は、12月4日の平成29年第4回市議会定例会の冒頭で市長が述べたものです。
項目をクリックすると、該当の箇所をご覧いただけます。

事務処理誤りの報告

はじめは、事務処理誤りの報告です。
今年の7月に明らかになりました道路瑕疵による損害賠償額の決定の専決処分の漏れに続き、生活保護費と児童扶養手当の支給誤りが明らかになりました。
この誤りは、生活保護費に係る事務処理の誤りと児童扶養手当の支給の決定にあたっての法解釈を誤ったものです。受給者の方々にご迷惑をおかけし、議会をはじめ市民の信頼を損なうこととなりましたこと深くお詫び申し上げます。
この状況を重く受け止め、管理監督責任を明確にするため、私と副市長の30年1月分の給料月額10分の1を減額する条例案を今議会に提出しています。
今後、再び事務処理の誤りを起こさないよう、再発防止に向けた方針を定め、市政の信頼回復に努めていきます。誠に申し訳ございませんでした。

日本女子オープンゴルフ選手権での取り組み

次は、日本女子オープンゴルフ選手権での取り組みです。
第50回日本女子オープンゴルフ選手権が、9月28日から10月1日まで我孫子ゴルフ倶楽部で開催されました。初日は激しい雨に見舞われる残念な天候でしたが、日本ゴルフ協会の発表によると、4日間での合計入場者数は30,298人に上りました。
市では、この選手権に合わせて昨年度から市民団体、関係機関、市で構成する実行委員会を組織し、我孫子市の魅力発信、来訪者へのおもてなしと地域の活性化につながる取り組みを進めてきました。
選手権直前の9月22日に開催した青木功プロの我孫子市ふるさと大使任命式とトークショーでは、雨にも関わらず、会場いっぱいに観客がつめかけました。青木功プロのユーモア溢れるお話やパターワンポイントレッスン、サインのプレゼントなどで会場は大いに盛り上がりました。
選手権の会場では、あびこの魅力発信ブースを場外と場内に設け、各市民団体や市内の大学などと協力して、ふるさと産品の販売やパター体験、白樺派のカレーのPRなどを行いました。
また、天王台駅北口では、帰りのギャラリーへのおもてなしとして、飲み物や安くて美味しい地元商店自慢の一品などを販売し、連日賑わいを見せました。
さらに、選手権の最終日に開催したフェアウェルパーティーでは、アマチュアのトップの選手に我孫子市長賞として我孫子産の新米150キロと白樺派のカレーを贈呈し、我孫子のお米の美味しさとふるさと産品をアピールすることができました。
合計入場者数こそ前回には達しなかったものの、1年以上前から市民団体や関係機関が一体となり「オール我孫子」で取り組むことで、おもてなしの雰囲気を醸成できたことや相互の絆をより強くできたこと、そして、なにより市内外へあびこの魅力を広く発信できたことは大きな成果でした。皆さまのご協力に対し、この場をお借りして御礼申し上げます。

ジャパンバードフェスティバル2017の開催

次は、ジャパンバードフェスティバル2017の開催です。
ジャパンバードフェスティバル2017がアビスタ、手賀沼親水広場など6会場で11月4日と5日に開催され、およそ4万人の方にご来場いただきました。来場した皆さまには、フェスティバルと同時に水の館のリニューアルによりオープンした農産物直売所「あびこん」、レストラン「米舞亭」で地元野菜も同時に楽しんでいただきました。また、初日の夜に行われたレセプションも「米舞亭」で開催したところ、参加いただいた方々に好評をいただきました。
プレイベントでは、昨年と同様に「我孫子駅前バードコンサート」を開催し、当日のステージの雰囲気を先取りすることでPRに努めたほか、市内小学生による鳥のポスターをあびバスや天王台地区の商店に掲示する「鳥の絵ミュージアム」でもPRしました。また、フェスティバルに向けて、湖北中学校、湖北台中学校の美術部によるコアジサシのデコイ作りを実施しました。メイン企画のひとつである鳥学講座では、「日本雁を保護する会」の呉地正行会長をお招きし、「夢を運べ、北の島から日本の空へ-絶滅から復活への道を歩むシジュウカラガン」がアビスタで開催されました。かつては手賀沼でも見られていた雁が、今では日本全国でも限られた地域でしか見られなくなったということもあり、多くの方が大変興味深く聴講していました。
同じくアビスタで開催した「環境学会」では、市内外の12小中高校の児童・生徒による発表が行われ、若い世代の発表と学びの場になりました。「全日本鳥フォトコンテスト」では、全国から約1,000点の応募があり、グランプリ作品を含む応募作品をアビスタに展示し、多くの来場者に楽しんでいただきました。
また、海外からは台湾をはじめ、新たにハワイやネパールのほか、渡り鳥が多数飛来し、多くのバードウォッチャーの憧れであるイスラエルなど、過去最多の8か国が出展しました。どの国のブースでも日本で見ることができない野鳥や風景、文化に触れることができ、多くの人が海を越えた先にある各国の雰囲気を感じることができました。
なお、多目的広場では、連日の雨で足元が悪い状態となり、出展者とご来場いただいた皆様には大変ご不便をおかけしました。今後のイベントでの活用に向け、再整備を検討していきます。

若い世代の定住化と少子化対策

次は、若い世代の定住化と少子化対策です。
あびこの魅力発信では、10月にレストラン「米舞亭」からFMラジオの公開生放送を行い、我孫子市の農産物や特産品、手賀沼などの自然、我孫子国際野外美術展などについてPRしました。
さらに、10月25日から4日間、都内にある柔道の聖地「講道館」で開催された「嘉納治五郎 生誕祭」において、嘉納師範ゆかりの地、我孫子市を紹介する「師範ゆかりの地を訪ねて・千葉県我孫子市」パネル展を全国の自治体として初めて開催しました。
また、手賀沼を一望する「嘉納治五郎 別荘跡」には、キューバの柔道メダリストたちも訪れており、2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて、さらに多くの方が訪れるよう、今後もさまざまな機会を捉えて我孫子市ゆかりの先人「嘉納治五郎師範」について発信していきます。
本日からは、東京駅周辺の丸の内エリアにある大型ビジョンにおいて、我孫子市のCMを放映します。
新たな取り組みとして、我孫子駅周辺で大型マンションを建設中の民間企業に、保育園の待機児童ゼロや学童保育の充実といった子育てしやすい環境、市内の観光スポットなどを情報提供し、マンションのパンフレット等に掲載してもらうことで市の情報を発信しています。今後も若者定住化に向けて、市の魅力を積極的に全国へPRしていきます。

日頃、育児を頑張っているママやその家族が、ほっと一息をつけるリフレッシュの時間をプレゼントしたいという思いから誕生したイベント「ママへのごほうびフェスタ」は、9月2日、イトーヨーカドー我孫子南口店とけやきプラザ前の広場で開催しました。当日は、延べ7,580人の親子の参加があり、大変賑わいました。
8回目となる今年は、定住化策検討プロジェクトの提案で事業化され、3年目を迎える「子育て交流フリーマーケット」を組み入れて開催しました。
これまでのフリーマーケットは、公園での開催のため天候に左右されることから、参加者からも不安の声が上がっていました。そのため、今年はアビイクオーレ3階のホール全体をフリーマーケット会場としたことで、子育て中の17世帯が出店し、延べ740人の来場者を迎え、子育て世代の交流が活発に行われました。
これからも、子育て環境の充実と子育て世代間の交流を育むため、引き続き開催していきます。

今年度から、市内東側地区での住宅取得や市外からの転入に重点をおいた若い世代の住宅取得補助金の申請件数は、11月20日現在で123件となりました。このうち市内東側地区の世帯は48件、市外からの転入世帯は53件となり、両世帯とも申請件数に占める割合が前年より高くなっており、効果が出始めています。
また、住宅リフォーム支援の申請件数は、11月20日現在で140件となり、このうち、子育て世帯は35件です。なお、中古住宅を購入しリフォームした件数は10件となっており、空家対策にもつながる事業となっています。

我孫子市結婚相談所の11月20日現在の相談件数は249件、お見合いは141回と活発な婚活が行われています。
婚活イベントでは、9月に「トリガール」のロケ地となった手賀沼周辺で開催したイベントにおいて、4組のカップルが成立し、10月に農業委員会と連携して開催した「農家婚活」でも、4組のカップルが成立しました。11月には、独身の子を持つ親を対象とした「代理婚活会」を開催し、27組の親御さんが参加しました。
また、今月24日には、「クリスマスパーティー」の開催を予定しています。
今年度もこうした出会いが実を結び、10月末現在で5組が結婚され、2組が婚約されています。
今後も社会福祉協議会とともに、我孫子ならではの魅力あるイベントを通じた出会いの場の提供や相談者へのきめ細やかなサポートを継続し、婚活を支援していきます。

少子化対策の一環として行っている産後ケア事業では、11月20日現在で、産後ショートステイ29人、産後デイケア21人、ママヘルプサービス19人となっています。利用者からは、「体を休めることができた」「その場で相談することができた」などの声があり、出産後の不安解消につながっています。
さらに、今年度からスタートしたメンタルチェックを含めた産婦健康診査費用の助成事業では、開始から6か月が経過した10月末現在で、590件の受診がありました。
引き続き、出産後の不安解消に向けて、妊娠期から子育て期への切れ目ない支援に努めていきます。

放射能対策

次は、放射能対策です。
手賀沼終末処理場に指定廃棄物として一時保管されている汚泥焼却灰については、8月末までに全てのフレコンバッグが建物内へ移設されました。
放射能対策経費の賠償請求については、8月21日に東京電力ホールディングス株式会社に請求していた28年度分の約2億7,302万円と、未払いとなっている27年度分までの人件費約1億1,694万円のうち、28年度分の時間外勤務手当の約24万8千円と、消耗品費の約2万2千円が東京電力から支払われることになりました。また、廃棄物処理等関係費用の約2億5,386万円と道路側溝の汚泥を一時保管している施設の解体工事費の約493万8千円についても、支払いに向けて同社が詳細を確認中です。
放射能対策室職員の勤務時間内の人件費は、これまでと同じく原発事故により追加的に発生した支出ではないとの理由により、賠償の対象外とされました。しかし、放射能対策室は原発事故が起きなければ設置する必要のなかった部署であることから、配属された職員の勤務時間内の人件費についても賠償に応じるよう、引き続き強く求めていきます。

高野山新田エリアの活用

次は、高野山新田エリアの活用です。
リニューアルした水の館では、農産物の地産地消や環境保全型農業の推進と水環境保全の啓発活動を連携させることで、より多くの人々が手賀沼とその周辺の環境に興味を持てるような取り組みを進めています。
その結果、リニューアル後の6月から10月末までの4か月間で、約23万人の方にご来館いただきました。
プラネタリウムも大変好評で、土日祝日には星空解説「今夜なにがみえるかな?」と、季節ごとのテーマ番組をそれぞれ3回ずつ上映しています。テーマ番組は、4か月ごとに変更しており、現在は「月のうさぎ」を上映しています。
農産物直売所「あびこん」では、売上がアンテナショップ時と比べて月平均で約2倍となっており、出荷登録農家も100軒となりました。レストラン「米舞亭」では、月平均の売り上げが200万円前後となっており、安定した運営が続いています。また、メニューについては、女性に人気の「レディースセット」やボリュームたっぷりの「かた焼きそば」、ジューシーな「からあげ定食」などが追加され、お客様に好評をいただいています。引き続き地元農産物を使った加工品開発や魅力あるメニュー開発への取り組みを支援していきます。
8月29日、今年度第1回目の我孫子市農業拠点施設指定管理者選考委員会を開催し、指定管理者の事業報告について評価を行いました。
選考委員の評価については概ね良好で、主な意見としては「概ね順調に運営されている」「食育の取り組みは評価できる」「さらなる市内イベントへの参加やPRが必要」などの意見がありました。なお、評価結果については、市のホームページで公開しています。今後も、より多くの方に親しまれる施設となるよう取り組んでいきます。

じゃぶじゃぶ池を安全で魅力的な施設へと改修するため、10月に設計業務の受注者選定に向けて公募型プロポーザル方式による提案募集を行いましたが、事業者からの提案がありませんでした。
そこで、再度の提案募集を行うことから、今年度中の業務完了が困難となるため、今議会の補正予算において繰越明許費を設定しています。

手賀沼周辺での新たな賑わいづくりとして、11月12日に手賀沼親水広場においてスポーツイベント「手賀沼チームラン・キッズランうなきちカップ」を開催しました。
当日は天候にも恵まれ、親子ラン53組106人、キッズラン17人、チームラン34組279人の総勢402人の参加者が秋空の下、手賀沼沿いでのランニングを楽しみました。
スポーツとともに秋の味覚を満喫いただくなど、手賀沼を活かした新たな賑わいを創出することができたと考えています。
また、ランニングマップの作成や手賀沼遊歩道への距離標示板の設置など、他の事業とも連携しながら、ランニングスポットとして手賀沼周辺の魅力を向上させ、交流人口の拡大を図っていきます。

公共交通機関の利便性向上

次は、公共交通機関の利便性向上です。
10月24日に開催した我孫子市地域公共交通協議会において、今井タクシー有限会社が実施する天王台駅北口を起点に水の館、市役所、水道局・教育委員会を結ぶ新たな路線バスの運行が承認されました。現在は、今年度中の運行開始に向け、準備が進められています。

我孫子市など7自治体で構成する成田線活性化推進協議会では、成田線利用者の増加を図るため、沿線地域の活性化事業として10月21日から29日まで、駅からハイキングを実施しました。今年度は、「芸術の秋!我孫子の森に現れた芸術作品を鑑賞するハイキング」と題して、布佐駅を出発し、我孫子国際野外美術展を鑑賞しながら、布佐のまちを散策するコースを設定しました。
2度の台風に見舞われたものの、期間中には約460人の参加がありました。
また、常磐線沿線の8自治体とJR東日本、東京藝術大学で構成するJOBANアートライン協議会では、11月12日の「手賀沼チームラン・キッズランうなきちカップ」の会場において、「忘れ物傘ワークショップ」を開催しました。当日は子どもを中心に35人が参加し、傘に思い思いの絵を描いて、自分だけのアート傘を作りました。
今後もさまざまなイベントを通じて、より多くの皆さまに常磐線・成田線沿線の魅力を発信し、利用者の増加につなげるよう取り組んでいきます。

我孫子駅発着の臨時特急「踊り子号」は、来年2月25日まで運行期間延長が決まりました。運行時刻は、我孫子駅発が10時45分、伊豆急下田駅着が14時21分です。伊豆方面へ年末年始や初春にお出かけの際には、ぜひ我孫子駅発着の「踊り子号」をご利用ください。

児童育成手当と新入学児童生徒学用品への支援

次は、児童育成手当と新入学児童生徒学用品への支援です。
児童育成手当は、国の制度である児童扶養手当の受給者で、対象児童を2名以上養育している方に対し、第2子月額5千円、第3子以降月額3千円を支給する市独自の制度です。
しかし、児童扶養手当法が改正され、28年8月分の児童扶養手当から、児童育成手当額と同程度の手当額が支給されるようになったため、30年3月末をもって児童育成手当の廃止を予定しており、関連議案を今議会に提出しています。9月20日から10月19日までパブリックコメントを実施しましたが、意見はありませんでした。
なお、廃止に伴う財源を活用し、給食費の負担軽減を検討していきます。

就学費用の負担が困難な児童生徒の保護者に対し、就学援助を実施しています。このうち、小学1年生と中学1年生を対象とする「新入学児童生徒学用品費」は、これまで入学後の1学期に支給していました。
しかし、ランドセルや中学校の制服をはじめとする学用品などは、事前に準備をするため、入学前の30年2月を目処に支給できるよう準備を進めていきます。なお、関連費用は今議会の補正予算に計上しています。

柏版図柄入りナンバープレートの導入

次は、柏版図柄入りナンバープレートの導入です。
9月11日まで柏ナンバーの図柄デザイン案を募集し、市内外から42点の応募がありました。応募作品の中から5作品を選出し、10月16日から11月5日まで図柄デザインの人気投票を実施しました。人気投票の結果を踏まえ、11月22日の柏版図柄入りナンバープレート準備委員会において、我孫子市と柏市のシンボルである手賀沼をコンセプトとした「地域を彩る手賀沼」が選ばれ、今月1日には、国土交通省に柏ナンバーの図柄デザインとして提案を行いました。

市内の学校におけるスポーツ分野での活躍

次は、市内の学校におけるスポーツ分野での活躍です。
11月4日に行われた千葉県中学校駅伝大会において、市内中学校の選手が素晴らしい成績を収めました。見事、白山中学校の男子が大会新記録で2年連続5度目、女子が24年ぶり3度目となる男女アベック優勝を果たしました。
また、男子では湖北中学校が第3位、久寺家中学校が第5位、女子では久寺家中学校が第2位、湖北中学校が第3位という素晴らしい結果でした。
上位4校までに入った男子の白山中学校と湖北中学校、女子の白山中学校と久寺家中学校、湖北中学校は、昨日、群馬県の前橋総合運動公園で行われた関東大会に出場し、男子では、白山中学校が1区から一度も1位を譲らず、見事完全優勝に輝きました。また、湖北中学校は4位、女子では久寺家中学校が3位、白山中学校が4位、湖北中学校が10位と素晴らしい成績を収めました。
さらに、優勝した白山中学校の男女は、今月17日に滋賀県の希望が丘文化公園で行われる全国大会に出場します。
市内の中学校から、これほど多くのチームが千葉県の代表として関東大会や全国大会に出場するということを市として誇りに思います。千葉県の代表として、日頃の練習の成果を遺憾なく発揮し、大舞台で全力を尽くしてきてほしいと願っています。

10月21日から28日まで開催された第70回秋季関東地区高校野球大会において、中央学院高等学校が初優勝に輝きました。
また、11月11日から開催された明治神宮野球大会に初出場しました。
全国トップレベルの実力校が集まる中、今大会で優勝した四国代表の明徳義塾高等学校に初戦で惜しくも敗れましたが、市にとっても、明るい話題となりました。
関東大会で優勝し、来春の全国選抜大会への出場が確実視され、市としては、27年振りの甲子園、選抜大会初出場となります。
30年1月下旬に選抜大会への出場が決定した際は、市をあげての応援を考えていますので、皆さまのご協力をお願いします。

魅力ある教育の推進

次は、魅力ある教育の推進です。
28年度より、日本サッカー協会が子どもの心の教育に貢献することを目的に取り組んでいる「JFAこころのプロジェクト『夢の教室』」を市内の小中学校で行っています。9月に開催した湖北小学校では、現在もスポーツタレントとして活躍している池谷直樹氏が「夢先生」として来校してくれました。プログラムでは、グループで一つの目標を達成するチームワークゲームや夢先生の自己紹介映像とともに夢を掴むまでの話を聞くなど、仲間と協力することや夢に向けて努力していくことの大切さについて学びました。また、市内の中学校として初めての実施となった布佐中学校では、総合格闘家として活躍する菊野克紀氏が「夢先生」として来校してくれました。「今あることは当たり前ではなく、ありがたいことである」ということから、「感謝は無敵」というメッセージをいただくなど、生徒も真剣に話に聞き入っていました。
子ども達は「夢先生」の話を聞いた後、「夢シート」に自分の夢や学んだことなどについてまとめました。その中には、「挫折しても、次に向けてがんばっていくことが重要である」「自分の夢に向かって努力していきたい」「この夢シートを将来、壁にぶつかったときに見て乗り越えていきたい」など、これからの活躍が大いに期待できる感想が多く書かれていました。
さらに、本日から6日まで、根戸小学校においても実施します。今後も、子ども達の生きる力を育むため、積極的に取り組んでいきたいと考えています。

平和事業

次は、平和事業です。
11月28日から昨日まで、アビシルベとけやきプラザで「我孫子から平和を願う展」を開催しました。展示では、今年7月に我孫子市原爆被爆者の会から寄贈を受けた、広島と長崎の原爆投下直後の様子を撮影した写真パネルのほか、歴代の派遣中学生が市内の小学校で行っているリレー講座や手賀沼公園内にある平和の記念碑など、我孫子市の平和事業の取り組みについて紹介しました。
また、昨日は、多くの市民とともに平和について考えるため、けやきプラザで「平和の集い~我孫子から平和を願う~」を開催しました。平和の集いでは、今年8月に広島に派遣した12名の中学生が、広島で見て・聴いて・感じたことを報告したほか、我孫子中学校演劇部が広島を舞台にした劇「夏雲」を演じました。
核兵器のない世界の実現を目指し、市では、平和首長会議が推進する「核兵器禁止条約の早期締結を求める署名活動」に取り組むこととしました。今月を推進月間とし、本庁舎やアビスタ、行政サービスセンターに署名用紙と回収箱を設置しています。また、昨日は平和の集いの会場でも署名を募りました。集まった署名は、平和首長会議の事務局である広島市に送付し、今後、NPT再検討会議や準備委員会などの機会を通じて、国連へ提出される予定です。

地域コミュニティの活性化

次は、地域コミュニティの活性化です。
地域会議の取り組みでは、今年度、新たに設置された我孫子北地区の地域会議が、5月28日と9月24日に開催されました。
これまでの地域会議事務局は、まちづくり協議会が単独で担っていますが、我孫子北地区では、まちづくり協議会や我孫子北地区社会福祉協議会、自治会など地域で活動する団体が協力して事務局を運営しています。
今年度のテーマは「防災」とし、勉強会を開いて防災の考え方を学ぶほか、グループワークをしながら近隣自治会との情報共有が図られています。
今後も、地域会議が効率的かつ効果的な活動になるよう支援していきます。
また、地域会議が設置されていない地区については、引き続き地域会議の重要性を説明し、早期設置を目指していきます。

市民のチカラまつりを11月25日と26日に、けやきプラザで開催しました。今年は「世代間交流」をテーマに掲げ、地域貢献活動に関心を持つきっかけづくりを目的に、講演会や討論会など多種多様なイベントを行いました。
また、地域貢献活動を子ども達の目線から見た「子ども同士の座談会」も実施しました。
市では、このイベントをきっかけに、市民公益活動への理解と参加を促し、地域コミュニティ活性化に寄与していきたいと考えています。

起業・創業の支援

次は、起業・創業の支援です。
我孫子市商工会と連携して、これから起業したい方や創業後間もない方を対象とした「我孫子市起業個別相談会」を9月9日に開催し、15名の相談者が参加されました。
相談会では、経営コンサルタントや税理士などの専門家が、起業や経営に関する相談に対応しました。
11月11日には、起業へのヒントやビジネスパートナーを見つけるなど、経営に関する情報を得たり、ネットワークづくりに役立つ「我孫子市ビジネス交流会」を開催し、起業を予定している方やすでに起業している方35名が参加しました。
なお、これらの支援施策を活用して、今年度は4名が市内で起業しました。
今後も関係機関と連携しながら、起業を考えている方や創業後間もない方への支援を行っていきます。

手賀沼の浄化

次は、手賀沼の浄化です。
手賀沼の水質については、環境省の28年度公共用水域水質測定結果は未だ発表されておりませんが、速報値でCODの年平均値が1リットル当たり8.6ミリグラムと、27年度の8.1ミリグラムから若干後退している状況です。
また、水質や生態系への影響が懸念されている外来種の「ハス」については、9月6日、手賀沼水環境保全協議会が試験的に450キログラムを刈り取りました。回収したハスの放射性物質を測定したところ、1キロ当たり25から52ベクレルであり、事業系一般廃棄物として処分できたことから、1月に開催が予定されている担当者会議で、次年度以降の事業計画が検討されます。
さらに、より繁殖力が強く、特定外来生物に指定されている植物「ナガエツルノゲイトウ」については、繁殖域の拡大を防止するため、市民団体や建設業界が主体となり、千葉県柏土木事務所と我孫子市も協力し、11月16日に駆除作業を行い、2トントラック26台分を撤去しました。
今後も、28年度からスタートしている「第7期手賀沼に係る湖沼水質保全計画」に基づき、県や流域市と連携しながら浄化対策事業を確実に推進するとともに、水質や生態系に影響を与える外来生物についての情報提供を行っていきます。

あびこエコ・プロジェクト

次は、あびこエコ・プロジェクトです。
我孫子市の地球温暖化対策実行計画である「あびこエコ・プロジェクト4」では、32年度までに、26年度比で4%削減という目標を掲げ、市の事業に伴う温室効果ガス排出量の削減に努めています。28年度の温室効果ガスの総排出量は、基準年度に比べて3.2%増加しています。
温室効果ガス排出量の約7割を占めるごみの焼却に伴う二酸化炭素排出量は2.8%増加、電気、燃料、公用車の使用に伴う温室効果ガス排出量は4.1%の増加となっています。
また、冷房使用が増える今年7月から9月の電力使用量については、震災前の22年度比で15%削減を目標としていた学校や保育園、障害者施設などにおいて、12.9%の削減に留まり、目標達成には至りませんでした。その要因は、27年度から28年度にかけて、全小中学校にエアコンを設置したことによるものです。また、25%削減を目標としていたその他の施設においては、26.4%の削減となり、目標を達成しました。今後も、市民・事業者の皆さまのご理解とご協力を得ながら、エネルギー使用量の抑制に努めていきます。
緑のカーテンについては、市が主催する公共施設部門では23作品、我孫子市地球温暖化防止推進協議会「エコライフあびこ」の主催する一般市民部門では148作品、企業・団体部門では11作品の応募があり、特に優れた施設・団体・市民の方について、10月23日に表彰しました。この取り組みは、夏季の省エネルギーと市民の意識啓発に繋がるほか、子ども達への環境教育としても大変意義があると考えます。

災害時の体制の強化

次は、災害時の体制の強化です。
我孫子市地域防災計画において、災害時に開設することになっている救護所で使用するための備蓄医薬品等を、今年度から順次市内8病院に配備することにしています。
今年度は、9月20日に1か所目となる平和台病院と「災害時の救護所責任者及び医薬品等の配備に関する協定書」を締結し、11月16日に備蓄医薬品等を配備しました。今後は、病院が診療で使用・補充する循環備蓄となります。

防災・防犯体制の強化

次は、防災・防犯体制の強化です。
防犯対策では、防犯カメラを我孫子駅や天王台駅、湖北駅、新木駅、布佐駅の周辺に1台ずつ、計5台を11月末に整備し、市内各駅の両側への設置が完了しました。
また、市の防犯カメラ設置補助制度を活用し、下ヶ戸自治会で1台、都自治会で5台、ぽけっとランドあびこ保育園で2台の計8台が設置され、運用を開始しています。
今後も、犯罪抑止と検挙率向上のため、効果的に防犯カメラの設置を進めるとともに、私立保育園や幼稚園、自治会などに対しては補助制度の活用を促し、犯罪の起こりにくい安全・安心な環境整備に努めていきます。

防災体制の強化では、地震や台風などの災害発生時における、市の災害応急対策や災害復旧対策の業務を効率的に行うため、今年9月に地方公共団体情報システム機構がサポートする「被災者支援システム」を導入しました。
これにより、被災者台帳の早期作成が可能となり、災害発生時において被災者支援の効率的な業務推進が図れるようになりました。

認知症高齢者の支援

次は、認知症高齢者の支援です。
認知症高齢者の支援では、認知症になってもできる限り住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、認知症やその疑いがある方とその家族への支援を早期から実施する「認知症初期集中支援チーム」の活動開始に向け準備を進めています。
8月には、医師会、歯科医師会、薬剤師会、訪問看護事業所等の代表者で構成する「認知症初期集中支援チーム検討委員会」を設置し、活動開始に向けた協議を2回行いました。なお、活動は30年1月から開始する予定です。

水害対策

次は、水害対策です。
我孫子4丁目地区では、周辺道路の拡幅工事に引き続き、調整池上部の広場の工事が完了し、本日から供用を開始しています。なお、広場部分のグランドカバーについては、植物の施工に適している春先にかけて行う予定です。
久寺家第1排水区では、舗装復旧工事が8月末に、側溝改修工事が10月末に完了し、24年度から進めてきた浸水対策事業が全て完了しました。
若松地区では、第1排水区と第2排水区の工事が完了し、現在、第3排水区の工事を進めています。
浸水対策には多大な予算と長い年月が必要です。今後も、国の交付金を活用しながら、浸水対策事業を着実に進め、浸水被害の軽減を図り、水害に強いまちづくりを進めます。

布佐駅南側のまちづくり

次は、布佐駅南側のまちづくりです。
良好な市街地を形成するため、24年度から進めてきた布佐駅南側まちづくり事業は、道路、公園、下水道などの都市基盤整備を30年3月末の完了を目指して進めています。
12.7haの区域内で都市計画道路1路線、区画道路11路線、自動車歩行者道路1路線、街区公園2か所と公共下水道を整備するとともに、道路整備に併せて雨水排水施設を整備しました。
これらにより、交通の利便性・安全性が向上し、防災性が高められ、区域内の住環境の向上が図られました。
現在、戸建て住宅や集合住宅、店舗・事務所などが建設されており、今後、若い世代を中心とした定住化が期待されるものと考えています。

湖北台地区公共施設の整備

次は、湖北台地区公共施設の整備です。
調整を進めてきた都市計画道路3・4・9号下ヶ戸・中里線の整備予定地上に立地している若草幼稚園の移転候補地が決定し、11月1日に地権者説明会を開催しました。11月7日の地元住民説明会と11月11日の湖北台地区の市政ふれあい懇談会においては、これまでに住民の皆さまからいただいた意見に対してスライドを活用しながら説明し、意見交換を行いました。
また、下ヶ戸・中里線外1線の整備では、9月末に事業認可申請図書をとりまとめ、10月21日に関係権利者を対象に事業認可説明会を開催しました。
概ね、事業への理解をいただいたことから、今後は、30年4月から6か年の事業期間での認可申請手続きを進めます。
引き続き、地権者や地域住民の皆さまにご理解いただけるよう、丁寧に意見交換や説明会を実施しながら事業を進めていきます。

行政改革の推進

最後は、行政改革の推進です。
9月30日、若者定住化に向けての情報発信の強化など4事業を対象に、行政改革推進委員会において我孫子市版事業仕分けを実施しました。今回の事業仕分けから、より市民の意見を反映させるため、行政改革推進委員会における仕分け後、傍聴者から意見を聞く時間を設けました。
仕分け結果は、改善すべきとする意見が多数だったものが3事業、改善すべきとする意見と現行どおり実施するという意見が同数となったものが1事業でした。11月1日に開催した委員会の意見を踏まえ、事業仕分け結果検討委員会において事業に対する市の対応方針を決定しました。今後は、この方針に基づき、事業推進に努めていきます。

提案型公共サービス民営化制度による今年度の募集では、民間企業等から6件の提案がありました。10月13日に提案審査委員会で審査をした結果、4件の提案が採用されました。採用された提案については、審査会からの付帯意見等を参考に市として検討し、実施可能と判断した場合には来年度から実施していきます。


以上で、市政一般報告を終わりますが、各事業の推進に一層の努力をしていきますので、議員皆様のご理解ご協力をお願いします。

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