金賞は『-世代と地域をつなぐ-ペタンク×ボッチャ交流イベント』提案の「TABEI BALL RUN(part2)」チーム(第2回大学生による我孫子の施策提案)
第2回大学生による我孫子の施策提案の表彰結果
令和7年10月25日(土曜)、「あびこ祭」が開催されて来客でにぎわう中央学院大学において、「第2回大学生による我孫子の施策提案発表会」を市と大学との連携事業として開催しました。
昨年度に引き続き、テーマは「我孫子の魅力アップ」。提案を応募した中央学院大学の学生による5団体が、それぞれプレゼンテーション形式で発表しました。
会場の本館131教室において、星野市長を始め、審査委員長を務める渡辺副市長や大村学長を含めた審査委員7名、提案を聞きに来られた市民や、あびこ祭に来てみて知った方、中央学院大学の市民講座に参加されている香取市民の方などが席に座り、興味深く学生の発表に耳を傾けました。
今回、審査の結果、金賞1団体、銀賞1団体、銅賞1団体が選ばれ、表彰しました。
金賞を受賞したのは、「TABEI BALL RUN(part2)」チームで、世代と地域の架け橋として、「ペタンク」と「ボッチャ」という、勝ち負けよりもみんなで楽しめ、子どもから高齢者まで一緒に体験できるスポーツ交流イベントの開催を提案しました。参加対象者を中央学院大学の学生と我孫子市民とすることで、このイベントをきっかけに出会いが繋がり、学生がより地域への関心や愛着を深められることが期待できるとの発表がありました。
また、発表終了後に、市民協働推進課から参加の学生の皆さんに対して、10月から市で開始した「若い世代の市民活動応援助成金」制度について説明を行いました。
星野市長と金賞を受賞した「TABEI BALL RUN(part2)」の皆さん
【受賞者コメント】代表の河田恭兵さんより
この度は金賞という大変光栄な賞をいただき、誠にありがとうございます。学生が地域に関わるきっかけをつくりたいという思いから本提案に取り組みました。検討を重ねる中で、市の魅力や課題に触れ、自分たちが行動することの意義を実感しました。誰もが楽しめるペタンクやボッチャというスポーツを通じて、多世代がつながる交流の場を、ぜひ地域の皆さまと一緒に実現していけたらと思います。これからもよろしくお願いいたします。
受賞団体
- 金賞(1団体):表彰状、副賞(3万円)、大学より記念品を贈呈
チーム名:TABEI BALL RUN(part2)
発表タイトル:-世代と地域をつなぐ-ペタンク×ボッチャ交流イベント
- 銀賞(1団体):表彰状、副賞(1万円)、大学より記念品を贈呈
チーム名:ビックスターと愉快な仲間たち
発表タイトル:「我孫子いろいろ八景」タイムトライアル~新たな発見と関係人口の創出を~
- 銅賞(1団体):表彰状、副賞(5千円)、大学より記念品を贈呈
チーム名:セブン
発表タイトル:「我孫子をアートあふれる街に」
審査委員
我孫子市
渡辺健成審査委員長(副市長)
高見澤隆委員(企画総務部長)
中光啓子委員(財政部長)
大井一郎委員(環境経済部長)
菊地統委員(生涯学習部長)
中央学院大学
大村芳昭委員(学長)
富田雄一郎委員(全学学術委員会委員長)
各受賞団体と審査委員からのコメント
金賞(1団体)TABEI BALL RUN(part2)「-世代と地域をつなぐ-ペタンク×ボッチャ交流イベント」
発表を行う「TABEI BALL RUN(part2)」の皆さん
- 参加する市民と市内の大学生が交流するレクリエーションスポーツ企画というのは斬新だと思った。
- 市の助成制度(若い世代の市民活動応援助成金制度)にスポットを当てている。
- ボッチャとペタンクという二つの種目を融合するところに今回の企画の新たな視点がある。
- ボッチャとペタンクのルールなどもよく調べてあり、世代交流の方法なども上手くプレゼンできていた。声の張りも良く、とても聞きやすかった。
銀賞(1団体)ビックスターと愉快な仲間たち「「我孫子いろいろ八景」タイムトライアル~新たな発見と関係人口の創出を~」
銀賞を受賞して
- 既に、我孫子市においても歴史文化などの散策コースなどは設定されているが、タイムレースで行うことは新たな視点であると思う。
- 「空間の履歴」という新たな視点で提案。市内の公共交通機関を使った新しい提案。対象は最初は中央学院生であるが、より多くの人に参加してもらえると良い。
- 市の施策との関係性をしっかり捉えている。
- 他市から人を呼ぶという効果もあり、市民にも地域の関心を高める。又、産品の宣伝にもなるので、良い企画だと思う。タイムレースに限らず参加意欲を持たせるための動機付けを検討して欲しい。
銅賞(1団体)セブン「我孫子をアートあふれる街に」
銅賞を受賞して
- 現状認識や課題が整理されている。
- アーティストの作品を見るだけではない体験型のアートイベントは、全国的にも人気がある。特にチョークアートという視点では、子どもから大人まで気軽に参加できるイベントだと思う。市の文化体験会においても、子どもたちに自由に絵を描いていただくイベントを実施しており、多くの参加者が見込まれる企画と思う。
- 予算や会場などの工夫をすればチョークイベントの実施の可能性は高い。区画線が引かれていない舗装路などをキャンバス代わりにすれば予算も削減できる。
その他の発表団体と審査委員からのコメント
森元ゼミ4期「てがぬまつり」
発表を行う「森元ゼミ4期」の皆さん
- 主に学生層をターゲットとするイベントとしては新たな取り組みではないか。インスタ映え、学生割引、若者と音楽などの視点を活用してみたい。「てがぬまつり」というイベント名称は誰でもわかりやすい。フリマ、キッチンカー、フリーステージ以外に、若者に人気のインフルエンサーの招致などのメインとなるイベントが欲しい。
- 我孫子市で若者をターゲットとした屋外イベントが少ない中、今の若者がどのような企画を望んでいるか理解することができた。
- 参加するのみではなく、情報発信を行ってもらうことは良い。
土屋ゼミ「~音楽で繋ぐ、我孫子の未来~」
質疑に答える「土屋ゼミ」の皆さん
- 音楽フェスは全国的に開催されているが、我孫子でも実現できれば知名度のUPにはつながる。
- 音楽ジャンルの選択であるとか、ステージやアンプの位置、音量の制限などかなり配慮しなければ、地域の住民からの理解を得るのは困難と考える。
- 我孫子市の現状について良く調べている。事業実施に伴い、期待される効果は述べられているが、課題が整理されていない。
発表会の様子
発表中の会場の様子
発表を聴く学生と審査委員の皆さん
星野市長と大村学長と審査委員と発表した学生の皆さん
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