救急車の出場件数が増えています(救急概況)
救急車の適正な利用をお願いします!!
全国の救急搬送件数、搬送人員
総務省消防庁が公表している「令和4年版 救急・救助の現況」では、令和3年中の全国の救急自動車による救急出動件数(消防防災ヘリコプター含め)は、619万6,069件(対前年比26万375件増、4.4パーセント増)、搬送人員は549万3,658人(対前年比19万7,931人増、3.7パーセント増)で救急出動件数、搬送人員ともに増加となりました。
救急自動車は、約5.1秒(前年約5.3秒)に1回の割合で出動し、国民の23人に1人(前年24人に1人)が搬送されたことになります。
また、現場到着までの所要時間は全国平均で約9.4分(対前年比0.5分増)、病院収容までの所要時間は全国平均約42.8分(対前年比2.2分増)でした。
令和4年我孫子市救急概況
1 救急出場件数及び搬送人員の状況
令和4年中における我孫子市の救急業務状況は、救急出場件数7,503件(対前年比1,178件増、約18.6パーセント増)、救急搬送人員数は6,572人(対前年比899人増、約15.8パーセント増)で救急出場件数、搬送人員数ともに過去最高の件数となりました。これを1日に平均すると毎日20.6件出場し、18.0人を医療機関に搬送したことになります。
2 月別出場件数及び搬送人員
令和4年中における搬送人員を月別に比較すると、12月が667人と最も多く、続いて7月が630人、8月が620人の順となっています。
3 事故種別
令和4年中における救急出場件数を事故種別で比較すると、急病が5,005件で約66.7パーセントを占めています。次いで一般負傷が1,234件で約16.4パーセント、その他の転院搬送が449件で約6.0パーセントになっています。
4 時間帯別出場件数
令和4年中における救急出場件数を時間帯別で比較すると、10時から12時までの間が925件と最も多く、続いて8時から10時までの871件、12時から14時までの859件の順になっています。
5 年齢区分別傷病程度別搬送人員状況
令和4年中における年齢区分別傷病程度別搬送人員を比較すると、高齢者の中等症が2,165人(約32.9パーセント)で最も多く、続いて高齢者の軽症が1,791人(約27.3パーセント)で、次に成人の軽症が1,135人(約17.3パーセント)になっています。
※年齢区分の定義(総務省消防庁)
新生児:生後28日未満の者
乳幼児:生後28日以上満7歳未満の者
少年:満7歳以上満18歳未満の者
成人:満18歳以上満65歳未満の者
高齢者:満65歳以上の者
救急車は緊急時にお願いいたします
救急車は、災害や急病等で緊急に病院へ搬送するとても重要な市民の共有財産です。
緊急ではないのに救急車を要請すると、最寄りの消防署に救急車がいないために遠くの消防署から出動することになり、一刻を争う救急出動要請に即座に対応できない場合が生じてきます。
今一度救急車の適正利用について考えてみてください。
今、本当に救急車を必要としている人のために・・・
ご理解とご協力をお願いいたします
医療機関案内 ※緊急の場合は「119」へ電話してください。
「診療可能な病院がわからない。」「休日・夜間にどこの病院に行けばいいかわからない。」そのような時は、消防署(04-7184-0119)に電話してください。
休日・夜間救急病院、小児救急病院をご案内します。案内された病院に行く場合は、症状やけがの状態を病院に直接電話してから受診してください。
夜間等に救急病院に行った方がよいか、救急車を呼んだ方がよいか迷ったとき、看護師等が相談に対応します。
消防本部 警防課
〒270-1166 千葉県我孫子市我孫子1847番地の6 ※お問い合わせは平日の午前8時30分から午後5時まで
電話:04-7181-7701
ファクス:04-7184-0120
