出荷自粛中の手賀沼における非食用魚の取扱について
登録日:2015年7月1日
更新日:2015年7月1日
手賀沼では、一部魚種で一般食品の基準値(放射性セシウム100ベクレル毎キログラム)を超えたことから、関係漁業協同組合※は食用防止の徹底を図るため魚介類出荷の全面自粛をしていましたが、ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)について管理方法を検討した結果、用途を非食用(釣り堀用)に限り自粛を解除し、出荷することになりました。
なお、上記以外の魚種・用途については、引き続き関係漁業協同組合による自粛が継続されます。
※我孫子手賀沼漁業協同組合、手賀沼漁業協同組合
市では、今後も千葉県及び関係漁協と連携し水産物の放射性物質検査を継続して行い、その結果を速やかに公表し、手賀沼・利根川産水産物の安全性の確保に努めて参ります。
1 経緯
手賀沼では、モツゴとギンブナにおいて一般食品の基準値(放射性セシウム100ベクレル毎キログラム)を超えたことから、関係漁業協同組合は食用防止の徹底を図るため、平成24年3月以降出荷を全面自粛していました。なお、4月にはコイが一般食品の基準値(放射性セシウム100ベクレル毎キログラム)を超えました。
しかし、自粛期間が長期にわたること、また、ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)については食用出荷のおそれのない管理体制が取れることから、関係漁業協同組合では12月14日から用途を非食用(釣り堀用)に限り自粛を解除し、出荷することになりました。
2 出荷される魚種、用途
(1)魚種:ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)
(2)用途:手賀沼周辺の釣り堀用
3 関係漁業協同組合による管理方法
(1)漁獲段階で魚介類の選別が可能であり、ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)以外はその場で放流します。
(2)出荷先の釣り堀は、組合員や漁協が経営する釣り堀であり、ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)の持ち出しを制限します。
平成24年12月14日千葉県発表:出荷自粛中の手賀沼における非食用魚の取扱について(外部サイト)
