高齢者のためのフレイル予防体操動画
15分で出来る!あびこ元気アップ体操 <あびこ版フレイル予防体操>
フレイルをご存じでしょうか?フレイルとは、年齢とともに体や心のはたらき、社会的つながりが弱くなった状態をいいます。多くの人が健康な状態からフレイルを経て、要介護状態になると考えられています。フレイル予防には、運動がかかせません。筋力を維持するために毎日の生活に「筋トレ・ストレッチ」を取り入れましょう。そこで、ストレッチやせまい場所でも出来る体操、座ったままでも出来る体操など、A~Gパターンの体操を公開しています。1つの体操は全て15分!
動画を見ながら、体操をしてフレイルを予防していきましょう。
体操の注意点
1.無理をせず体調が良い時に行いましょう
2.呼吸は止めないようにしましょう
3.動かしている筋肉を意識しながら行いましょう
4.不安な方は座って または 椅子の背もたれなどにつかまって行いましょう
5.こまめに水分補給を行いましょう
*注意点*身体に痛みなどがあり受診中の方は、医師の判断を受けて確認後に行いましょう。また、首の運動については、過度に伸ばすことや急に動かす等の無理な動きをすると、頚椎に負荷がかかり痛める恐れがあるため十分注意し、無理しない程度にゆっくり行いましょう。
内容
動画をみて体操にチャレンジ!
「15分で出来る!あびこ元気アップ体操」をYouTubeにて公開しています。ぜひご覧ください!
こちらのホームページからは、動画共有サイト「YouTube」を利用してご覧になることができます。
DVDは、図書館・近隣センター等で貸出しをしています。また、高齢者の方に向けた活動を行っている団体などへ1枚ずつ高齢者支援課で配布も行っています。(無くなり次第終了)
A.上半身と下半身の基本体操 ~初級編(1)~
(1)ばんざい 10回
(2)上体伸ばし 4回
(3)ツイスト 10回
(4)けりあげ 10回
(5)つま先・かかと上げ 20回ずつ×2セット
B.上半身と下半身の基本体操 ~初級編(2)~
(1)上体伸ばし 5回
(2)首まわし 4回
(3)膝の曲げ 10回
(4)片足横あげ 10回
C.下半身の体操 ~下半身の筋力アップ編~
(1)膝の曲げ 10回
(2)片足横あげ 10回
(3)膝伸ばし 10回
(4)足あげ 10回
(5)尿もれ予防 10回
D.上半身と下半身のステップアップ体操 ~中級編(1)~
(1)上体伸ばし 4回
(2)膝伸ばし 10回
(3)足あげ 10回
(4)背伸び 10回
(5)片足体重かけ 10回
E.上半身と下半身のステップアップ体操 ~中級編(2)~
(1)ばんざい 10回
(2)ツイスト 10回
(3)けりあげ 10回
(4)首まわし 4回
(5)片足横あげ 8回
(6)片足体重かけ 5回
F.上半身と下半身の基本体操 ~初級・せまい場所でも出来る!編~
(1)つま先・かかと上げ 20回ずつ×1セット
(2)上体伸ばし 5回
(3)足あげ 10回
(4)首まわし 4回
(5)片足バランス 30秒
G.座ってできる体操 ~初級・せまい場所でも出来る!編~
(1)ばんざい 10回
(2)肩の上げ下げ 10回
(3)肩甲骨寄せ 10回
(4)足あげ 10回
(5)尿もれ予防 10回
(6)つま先・かかと上げ 20回ずつ×1セット
(7)首まわし 4回
さまざまな種類のフレイル
フレイルは、大きく「身体的」「精神・心理的」「社会的」の3種類があります。これら3つのフレイルが連鎖していくことで、老い(自立度の低下)は進行していきます。
(1)身体的:歩行低下、バランス低下、筋力低下、身体的疲労感 など
(2)精神・心理的:記憶力の低下、気分の落ち込み、対応力の低下 など
(3)社会的:一人暮らし、支援者の不在、友人や近隣者の不在 など
(長寿科学振興財団HP「フレイルの多面性」より抜粋)
最近は、上記のほか、目・耳・皮膚などの感覚器や口腔、胃腸など器官に焦点を当てた啓発も行われるようになってきています。その中の1つ、「耳のフレイル(聞きとる機能の衰え)」について、ご紹介します。
耳のフレイル(ヒアリングフレイル)
耳のフレイル(ヒアリングフレイル)は、耳の虚弱(聞きとる機能の衰え)をいいます。
聴力が低下すると、会話に消極的になったり、社会参加の範囲を狭くなることが、コミュニケーション不足につながり、認知症やうつ病となるリスクが高まります。
聞こえづらさが気になりはじめた時が、受診のタイミングです。治療開始が遅くなると、治療効果に影響が出る病気もあります。聞こえの変化を感じたら、はやめに耳鼻咽喉科を受診しましょう!
≪聞こえのチェックリスト≫
- 会話をしているとき、聞き返すことがよくありますか。
- 相手の言った内容を聞き取れなかったとき、推測で言葉を判断することがありますか。
- 電子レンジの「チン」という音や、ドアのチャイムの音が聞こえにくいと感じることがありますか。
- 家族に、「テレビやラジオの音量が大きい」話し声が大きいとよく言われますか。
- 大勢の人がいる場所や周りがうるさい中での会話は、聞きたい人の声が聞きづらいと感じますか。
(一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会HPより抜粋)
※1つでもあてはまる方、ご自身の「聞こえ」が気になる方は、耳鼻咽喉科医師への相談をおすすめします。
≪加齢に伴う難聴の予防のために≫
(1) 耳にやさしい生活を心がける
- 大音量でテレビを見たり、音楽を聴いたりしない
- 騒音など、大きな音が常時出ている場所を避ける
- 騒音下で仕事をしている方は耳栓をする
- 静かな場所で耳を休ませる時間を作る
(2) 老化を遅らせるための生活習慣の見直し
- 生活習慣病の管理、栄養バランスがとれた食事
- 適度な運動
- 規則正しい睡眠
- 禁煙
(3) 早期発見、早期治療のために定期的に耳鼻咽喉科受診を!
- 耳鼻咽喉科で聞こえの検査
(一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会HPより抜粋)
リーフレット「難聴と耳のフレイル(聞きとる機能の衰え)」(PDF:1,033KB)
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健康福祉部 高齢者支援課
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電話:04-7185-1111(代表)
ファクス:04-7186-3322
