地名・人名墨書土器
場所
我孫子市教育委員会
解説
墨書土器とは、古代から近世に製作された土器に墨で文字や記号が書かれたものです。特に古代においては、古代社会を読み解く上で重要です。
出土したこの墨書土器には、平安時代の文献など収められている正倉院にある戸籍に書かれている地名と、『続日本書紀』に書かれている姓とが書かれていました。このような墨書土器が全国で初めて出土した点で貴重な資料といえます。
平成16年市指定。
墨書土器意布郷久須波良部
墨書土器意布郷久須波良部千依女(文字)
墨書土器久須波良部廣主女
墨書土器久須波良部廣主女(文字)
墨書土器新木東台遺跡 泉久須波良部
墨書土器新木東台遺跡 泉久須波良部尼刀女(文字)