放射性物質に汚染された稲わらを給与された可能性のある牛の肉の検査結果について
平成23年7月29日
7月25日にお知らせしました、我孫子第一小学校の給食で使用した牛肉について、放射性物質の検査結果がでましたので、お知らせいたします。
1.検査結果
個体識別番号 | 部位 | 放射性物質の検出値(ベクレル毎キログラム) | 検査機関 |
---|---|---|---|
セシウム | |||
02479-55125 | もも肉 | 649 | 財団法人千葉県薬剤師会検査センター |
暫定規制値 500 |
2. 検査結果を受けての考えかた
(1)人体への影響について
給食で、1キログラム当たり放射性セシウム649ベクレルを含む牛肉を10グラム食べた影響については、千葉県健康福祉部衛生指導課から、下記のQ&Aの中で、「放射性セシウムを含む稲わらを与えられた牛の肉を食べてしまっても大丈夫ですか。」に対して「健康上問題ないものと考えています。」という見解が示されています。
さらに、「暫定規制値は、規制値レベルで汚染された食品を1年間食べ続けても問題のない数値で設定されており、これは、食品全体からのセシウムの被曝が年間5ミリシーベルトを超えないようにする、という考え方に基づいています。現実には基準値を超えた肉を毎日食べ続けるわけではないので安全だと考えられます。」としています。
《参考》食品安全委員会ホームページから
「放射性物質を含む稲ワラを給与された可能性がある牛の肉の調査結果(関係省庁の報道発表資料)等について」(外部サイト)
(【参考】人体への影響の試算)
(2)今後の対応について
今まで、放射性物質に汚染されているかどうかのモニタリング検査やBSE全頭検査を受けている国産牛については、安全・安心でしかも味が良いということから使う努力をしてきましたが、今後の検査体制や安全性が確認されるまでは、当面使用を控えて給食を実施していきます。
問い合わせ
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教育委員会 教育総務部 学校教育課
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ファクス:04-7182-3600