【官学連携】あびこdeバス旅2024

市と川村学園女子大学との連携事業の一環で、新入生を対象としたバスツアーを4月20日に開催しました。
昨年度に引き続き、今回が2回目の開催です。昨年度よりも実施時間を増やし、多くのスポットを周りました。
12名の学生を連れ、市職員が市内施設を案内。ツアーを通じて市の魅力に触れ、4年間の学生生活をより豊かにしてもらうことが狙いです。

• 我孫子インフォメーションセンターアビシルベ（外部サイト）
• 気象台記念公園
• 帝人ソレイユ株式会社　ポレポレファーム（外部サイト）
• 旧井上家住宅
• 親水広場・水の館
• 鳥の博物館
• 嘉納治五郎別荘跡・三樹荘
• 杉村楚人冠記念館
• 白樺文学館・志賀直哉邸跡

我孫子駅すぐにある、アビシルベに集合。
我孫子駅に初めて降りた、という学生も多くいました。

アビシルベスタッフの説明を受ける学生たち

まずは、みんなで我孫子の東方面へ向かいます。
移動中のバス内では、職員による、東西に長い我孫子の特徴や、通り道にある施設の紹介がありました。
公園では、「気象台」と名の付く由来や、先日行われたドラマロケについて説明の後、散策。
初対面の人同士が多い中、少し打ち解けた様子が見られました。

気象台記念公園の成り立ちについて説明を受ける学生たち

ノウフクアワード受賞やもにす認定など、農福連携の分野で活躍する企業、「帝人ソレイユ」の農場を見学。
同社の鈴木取締役に、事業の説明をしていただきました。
単なる福祉分野に留まらない、収益性も見据えての運営は、学生にとって印象的だったようです。

胡蝶蘭のハウス内で、鈴木取締役と記念撮影

さらに東へ向かい、旧井上家住宅へ。
普段は中に入ることのできない母屋の中で、職員の解説を聞きました。
その後の自由見学では、普段見慣れない品々をじっくり見学し、写真撮影などを楽しみました。

松平家から嫁入りの際に持ってこられた長持の前で話を聞く学生たち

お昼ご飯を水の館内で食べたのち、自由行動の時間に。
プラネタリウムと鳥の博物館、どちらかを選び、それぞれの時間を楽しみました。
お昼ご飯の時間には、あびこんの大炊代表から、我孫子の農業、農産物直売所について話を聞きました。

かつて、手賀沼を一望できた高台にて、嘉納治五郎について職員から説明がありました。
同地に至るまでにのぼった「天神坂」は、写真映えするスポットのようで、写真を撮る学生もいました。

明治～昭和にかけて活躍した、朝日新聞所属のジャーナリスト、杉村楚人冠。
その自宅を利用した記念館を、学芸員の解説付きで見学。
当時の面影を残す邸宅や、椿の咲く庭園などを、興味深く見ていた姿が印象的でした。

歴史感じる建物前で、記念撮影

旅の最後は、白樺文学館。
結構な距離を歩いたので、休憩も兼ね、地下の音楽室で、白樺派にまつわる人々についての解説を聞きました。
名物学芸員の軽妙な解説で、白樺派への理解も深まった様子でした。

名物学芸員による白樺派講座

• 自分だけでは行かないような場所に行けて良かった
• 観光地だけでない我孫子の魅力を知ることができた
• 道中や施設で職員さんからの色々な話が聞けて楽しかった
• 夏休みなどを使って、友達と遊びに来ようと思う
• もっとじっくり見学したいと思った
• 改めて手賀沼に遊びに来たい