平和の集い~我孫子から平和を願う~
登録日:2020年11月7日
更新日:2022年12月20日
平和の集い~我孫子から平和を願う~
戦後77年が経過し、戦争や原爆の体験を自ら語り継ぐことのできる方は少なくなっています。
戦争や原爆の恐ろしさ、平和の大切さを次の世代に伝えていくため、「平和の集い~我孫子から平和を願う~」を開催しました。
当日の様子は、平和事業ブログにも掲載していますので、ぜひご覧ください。我孫子市平和事業ブログ(外部サイト)(我孫子市平和事業推進市民会議運営)
日時
令和4年12月4日(日曜日)午後1時30分から3時45分まで(午後1時開場、1時30分開演)
場所
けやきプラザ2階 ふれあいホール(入場無料)
定員
500席(当日受付)
プログラム
第1部 広島派遣中学生による報告(午後1時40分から2時40分)
令和4年8月5日から7日の3日間、市内中学校の代表12名が被爆地・広島を訪れ、広島平和記念式典の参列、資料館の見学、被爆体験講話の聴講などを通して、戦争や原爆の恐ろしさと平和の尊さを学びました。
平和の集いでは、現地での活動報告と広島で感じた思い、平和への誓いを発表しました。
第2部 我孫子中学校演劇部による劇「輝けいのち―ヒロシマの地下室から―」(午後2時55分から3時40分)
市内中学校唯一の演劇部である我孫子中学校演劇部は、平成25年度から「平和の集い」に出演し、戦争や原爆、平和に関する劇を上演しています。
今年は、被爆当時の広島を舞台にした劇を、中学生が懸命に演じました。
―あらすじ―
1945年8月6日、和子を身ごもっている母は、自宅で被爆し、貯金局の地下室に避難した。地下室は被爆して苦しむ人々がひしめいていた。
被爆から2日後、母は産気づく。傷つき苦しむ人々は、母を気遣うがなす術がない。そこに、1人の傷ついた産婆が「私が生ませましょう」と立ち上がった。
原爆投下後の暗闇の中から、ひとすじの光が放たれた瞬間を描いた物語。
※この物語は、原爆詩人・栗原貞子(くりはら さだこ)さんの代表作「生ましめんかな」のモデルとなった実話をもとにした話です。
広島派遣中学生の報告
我孫子中学校演劇部の劇
司会(市民会議委員の大学生)
同時期開催 「平和の集い~我孫子から平和を願う~」展
アビシルベの展示
「平和の集い」の開催に合わせて、広島平和記念資料館が所蔵する貴重な資料や、市の平和事業を紹介する展示を実施しました。
第1会場・我孫子インフォメーションセンター アビシルベ
期間
令和4年11月23日(水曜日)から令和4年12月4日(日曜日)
午前9時から午後6時まで(最終日は午後4時まで)
内容
広島平和記念資料館所蔵の「サダコと折り鶴ポスター」の展示
第2会場・けやきプラザギャラリー1、2
期間
令和4年11月23日(水曜日)から令和4年12月4日(日曜日)
午前9時から午後7時まで(最終日は午後4時まで)
内容
中学生の派遣事業、広島・長崎派遣中学生リレー講座の紹介、湖北台東小学校の「平和の木」、広島平和記念資料館所蔵の「原爆の絵」の展示など
※「原爆の絵」とは、広島市立基町高等学校生徒と被爆体験証言者の共同制作による絵で、証言者の記憶に残る被爆時の光景を高校生が絵に描いたものです。被爆者が高齢化するなか、被爆の実相を絵画として後世に残すこと、そして絵の制作を通して高校生が被爆者の思いを受け継ぎ、平和の尊さを考えることを目的に、平成19年度から行われています。
けやきプラザギャラリー1の展示
けやきプラザギャラリー2の展示
