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我孫子市の鳥 オオバン

更新日:2015年7月1日

登録日:2015年7月1日

市の鳥オオバンは、昭和63年12月1日制定されました。

オオバンはどんな鳥?

オオバンは、我孫子市の自然のシンボルである手賀沼で一年中みられる水鳥です。
日本国内では、おもに北海道と本州中部以北の湖や沼や池の一部で繁殖することが知られています。全身黒色の鳥ですが、くちばしから額にかけての白い部分(額板=がくばん)が特徴です。オオバンの足の指には、木の葉のようなみずかきがあり、泳いだり潜ったりすることが得意です。水に浮かぶ姿は、カモの仲間によくにていますが、実はバンやクイナと同じツルの仲間なのです。

手賀沼でのオオバンのくらし

オオバンは手賀沼で一年中くらしています。4月から9月までが子育ての時期です。番(つがい)ごとになわばりをつくり、ヨシ原の水ぎわに、枯れた茎や葉を積み重ねて浮き巣をつくります。なわばりをつくる時には、隣の番(つがい)と激しく戦うこともあります。 巣づくりを終えると4~7個の卵を産みます。オス、メス交替で21日間卵をあたため、ヒナが孵化します。巣づくりの途中や卵をあたためている途中に、強風が吹き、水面が波立つと、その力で巣が壊れてしまうことがあります。また、卵をねらうカラスやアオダイショウもオオバンの天敵です。そのたびに、オオバンは巣づくりからやり直します。

無事孵化したヒナはすでに全身綿羽でおおわれ、すぐに泳ぎ出すことができます。ヒナは、約2カ月間、両親から餌をもらいながら、家族で一緒にすごします。
10月になると、水面に、30羽、40羽と群れでくらすオオバンの姿が見られるようになります。

オオバンは渡り鳥?

手賀沼でオオバンの数を毎月数えていると、冬になると数が増えることに気が付きます。

原因として、夏はヨシが生い茂り、ヨシ原の中のようすが見づらく、その結果、数えることのできるオオバンの数が少ないことも考えられますが、ヨシがまだ伸びきっていない4月には、もうオオバンの数が減っていることから、手賀沼の外へオオバンが出ていったとしか考えられません。
北海道や東北地方の北部など雪の降る地域では、冬になるとオオバンがほとんどいなくなるという報告がありますので、おそらく南下してきたオオバンが手賀沼で冬を越すのでしょう。最近、茨城県の北浦で冬に標識を付けられたオオバンが、春から夏にかけて、宮城県の伊豆沼や青森県の小川原湖で見つかっています。

学名:Fulica atra
英名:Common Coot
分布:ユーラシア大陸の寒・温帯地域、日本、アフリカ大陸の北部、インド、マレー半島、ジャワ島、ニューギニア中・北西部、ブルー島、オーストラリア大陸、タスマニア島(要するに南北アメリカ大陸と北極、南極をのぞくほとんどの大陸にすんでいる)

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関連情報

てがたん(手賀沼定例探鳥会)

調査研究報告

鳥だより

鳥博日記

とりはく自然通信

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鳥の博物館外観

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電話:04-7185-2212
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