光化学スモッグにご注意を
注意報発令中は屋外での激しい運動を避けましょう
光化学スモッグは、6月~9月の夏場を中心に、晴天で気温が高く風の弱い日に発生しやすくなります。
市では「光化学スモッグ注意報」が発令された場合、防災行政無線での一斉放送、メール配信サービス(事前に登録が必要になります)でお知らせするとともに、行政サービスセンター、近隣センター、公民館などに発令板を掲示します(閉庁・閉館時を除く)。
また、千葉県ホームページ(千葉県の最新「大気環境常時監視」情報)(外部サイト)、ちば大気環境メール(外部サイト)(事前に登録が必要になります)、電話サービスでもお知らせします。
光化学オキシダント情報の電話サービス
千葉県大気情報管理システムで24時間測定している大気環境データの速報値や、光化学スモッグ注意報等の発令状況情報を提供しています。
全国の大気汚染状況について、24時間情報提供しています。
我孫子市域は、地域区分「印西地域」でご覧ください。
Q:なぜ、我孫子市の湖北台測定局の場所が「印西地域」なのですか?
A : 「千葉県大気汚染緊急時対策実施要綱」を定めた昭和46年当初は、光化学スモッグ注意報の発令対象となっている地域は、東京湾岸や江戸川流域の市町だけで、我孫子市は発令対象地域とはなっていませんでした。
しかし、昭和50年前後から利根川流域にも被害が現れてきたことから、昭和52年に利根川流域の我孫子市、沼南町、白井町、印西市、栄町、本埜村、印旛村を「印西地域」として新たに発令対象地域に加えることとなりました。
平成17年に柏市との合併に伴い旧沼南町が「東葛地域」となり、現在の「印西地域」となっています。
光化学スモッグ注意報・警報の発令条件
発令の種類 | 発令条件 |
---|---|
注意報 | オキシダント(※)濃度が0.12ピーピーエム以上になり、その状態が継続すると判断された場合 |
警報 | オキシダント濃度が0.24ピーピーエム以上になり、その状態が継続し健康被害の発生する可能性が高い場合 |
※光化学スモッグとは?
自動車や工場からの排気ガスなどに含まれる窒素酸化物と、塗料や接着剤などに含まれている揮発性有機化合物(VOC)が、太陽からの紫外線を受けて化学反応を起こすと「光化学オキシダント」という物質ができ、この濃度が高くなると、遠くの景色やビルが「もや」がかかったように見えにくくなったりします。
この「もや」が「光化学スモッグ」であり、スモッグ(smog)という言葉は、煙(smoke)と霧(fog)から作られた造語です。
「光化学オキシダント」が正式な名称ですが、古くから「光化学スモッグ」名称で呼ばれ広く認識されていることから、「光化学スモッグ」注意報等の名称で呼んでいます。
光化学スモッグ注意報・警報発令時の対応
- 不必要な外出を控える
- 屋外での激しい運動を避ける
- 屋内においてはなるべく窓、カーテンを閉める
光化学スモッグによる健康への影響
- 目がチカチカする
- のどが痛む
- 頭痛がする
症状が軽い場合…洗眼、うがいなどを行い安静にする
症状が重い場合…医師の診断を受け治療する
光化学スモッグの発生を抑えるために…
アイドリングストップの推進にご協力をお願いします
光化学オキシダントの生成原因の一つである窒素酸化物の排出を削減するため、車の運転はできるだけ控えましょう。運転時はアイドリングストップにご協力ください。
千葉県環境保全条例では、運転者に自動車を駐車又は停車するときのエンジン停止を義務付けられています。
6月から9月は「夏季のVOC対策」重点実施期間です
光化学スモッグの原因物質のひとつである揮発性有機化合物(VOC)の更なる排出抑制向けて、千葉県では、近隣都県と連携して「夏季のVOC対策」重点実施期間を設定し、VOCの排出削減に取り組んでいます。