アスベスト関係について

アスベストは、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で、白石綿（クリソタイル）、茶石綿（アモサイト）、青石綿（クロシドライト）、アンソフィライト、トレモライト、アクチノライトの6種類が知られています。丈夫で変化しにくいため、吸い込んで肺の中に入ると組織に刺さり、15年～40年の潜伏期間を経て、肺がん、中皮腫などの病気を引き起こすおそれがあります。
市内にアスベスト製品の製造事業所はなく、現在のところアスベストを原因とする健康被害の報告はありませんが、かつてアスベストは建材として広く使われており、これらの建材を使用した建築物等の解体作業時に飛散する恐れがあります。

令和4年4月1日から、一定規模以上の建築物等の解体等工事について、石綿含有建材の有無にかかわらず、石綿事前調査結果を県等に報告することが義務化されました。
事前調査結果の報告は、石綿事前調査結果報告システムにて行うため、登録が必要となります。
詳しくは千葉県ホームページをご確認ください。

令和8年1月1日以降着工の工事から、一部の工作物について、有資格者に事前調査を行わせることが事業者に義務付けられました。
詳しくは厚生労働省ホームページをご確認ください。

特定粉じん排出等作業やばい煙発生施設などの大気汚染防止法に係る作業や施設の設置については、届出が必要です。
お問い合わせについては東葛飾地域振興事務所　地域環境保全課（電話047-361-4048）までお願いします。