下ヶ戸貝塚の総括報告書を刊行しました
下ヶ戸貝塚は我孫子市下ヶ戸に位置する、縄文時代後晩期の貝塚と集落跡からなる遺跡です。これまでに行われた10次以上にわたる発掘調査では、多くの土製品や石製品などが出土しており、当時の生活を知るうえで重要な遺跡です。
我孫子市では平成26(2014)年度以降継続的に発掘調査報告書を刊行しており、令和4年度に刊行した『IX写真図版編』(写真右)と『X総括報告書』(写真左)をもって遺跡と出土遺物に総括的な位置づけを与えました。
我孫子市ではこれらの調査成果をもとに、下ヶ戸貝塚とその出土遺物も貴重な「我孫子遺産」として積極的に発信していきます。
これらの発掘調査報告書は我孫子市民図書館で閲覧できるほか、我孫子市教育委員会文化・スポーツ課にて有償頒布しています。
※有償頒布冊数には限りがございます。在庫状況や頒布価格など事前に以下のリンクからお確かめください。