令和4年度から「コミュニティ・スクール」を開始します
「コミュニティ・スクール」は、地域とともにある学校づくりをするための制度です。市では、令和4年度より全ての小・中学校に導入します。
学校と地域が子育ての目標やビジョンを共有し、より一層の学校と地域との連携・協働を推進していきます。
学校運営協議会を市内全ての小・中学校に設置します
コミュニティ・スクールとは、学校運営協議会を設置した学校のことをいいます。
学校運営協議会は、保護者や地域住民の代表、地域学校協働活動推進員、そして校長、教職員の代表などが委員となり、当事者として学校運営に関わる仕組みです。学校運営協議会の役割としては、
・校長が作成する学校運営の基本方針や中学校区の小中一貫教育基本方針を承認すること
・学校運営や教職員の任用について意見を述べること
・協議結果などを地域や保護者に共有を図り、学校と地域との連携を図ること
などがあげられます。
こうした活動をとおして、子どもたちの学びの充実や、子どもたちを取り巻く課題への対応、また学校運営への支援の充実を図ります。
学校運営協議会と地域学校協働本部との連携を図ります
現在、学校支援地域本部事業として全ての小・中学校に地域コーディネーターを配置し、学校支援活動に取り組んでいます。令和4年度からは、地域学校協働本部と改め、また地域コーディネーターを地域学校協働活動推進員として、学校運営協議会と連携しながら学校と地域との連携・協働を図ります。
学習や課外活動への協力、環境整備など、目標やビジョンを共有して子どもたちの学びや学校運営を支援し、学校と地域が子育てのパートナーとなることを目指します。