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我孫子市女性活躍推進プロモーション事業講演会2

登録日:2019年1月8日

更新日:2019年1月8日

【開催報告】新妻香織さん講演会「ピンチから未来への道づくり~被災地で活躍する新妻さんと考える~」

平成30年10月28日(日曜日)午後2時からアビスタ・ホールで、我孫子市女性活躍プロモーション事業講演会を開催しました(参加者52人)。市民団体・あびこ女性会議との共催です。

講師は新妻香織にいつま かおりさん。アフリカでの植林、東日本大震災の被災地支援などのために、さまざまな組織を立ち上げ活動してきた社会起業家です。

エチオピアに豊かな緑を

大学卒業後、出版社の雑誌編集部で働いていた新妻さんは30歳の時、一念発起してアフリカ・ケニアへ。5年間の滞在中に、アフリカ大陸横断など28か国を陸路で旅しました。その旅を通してエチオピアが抱える深刻な問題を知りました。飢餓や貧困といった負のスパイラルから人々が抜け出せないでいるエチオピア。その根源は森林が失われていることにつながっています。森がなくなると水や土がなくなり、畑が作れない。人々が飢えるので畑を広げようとするとさらに森がなくなっていく…。

5年のアフリカ滞在を終え帰国、故郷・福島県相馬市で暮らし始めます。そして1998年、アフリカに木を植えるための「フー太郎の森基金」を創設。フー太郎とは、アフリカの旅で出会ったフクロウに新妻さんが付けた名前です。基金創設時の新妻さんは38歳。情熱だけを持って、たった一人でのスタートとなりました。木を植える資金、植林する仲間づくり、植林する場所探しなど全てが初めてでしたが、「神様は越えられないハードルはくださらない」と新妻さん。

資金集めも進み、仲間や協力者との出会いにも恵まれ、困難を乗り越えて、世界遺産を有するエチオピアの村・ラリベラで植林を開始しました。フー太郎の森基金は創設から3年目で正式なNGOに。駐在員も派遣し、現地の人々とともに、2017年までに350万本の木を植えました。

故郷が東日本大震災の被災地に

東日本大震災は新妻さん50歳の時。15メートル以上の津波が故郷・相馬市を襲い、実家も失いました。さらに原発事故により相馬は「ラリベラより悲惨になりました」。

絶望の底にあった新妻さんですが、「決してあきらめない」と立ち上がります。「相馬を1ミリでも良い形で次世代に手渡したい。そのために私は中継ぎ投手になる!」新妻さんは全国から送られた支援金をもとに、自ら被災地支援活動を続けてきました。「東北お遍路(こころのみち)プロジェクト」と「ふくしま市民発電」の2つの法人も立ち上げました。

震災の記憶を次世代へ語り継ぐ

このうち「東北お遍路(こころのみち)プロジェクト」は、東日本大震災により被害を受けた東北・太平洋側の沿岸地域から、慰霊・鎮魂のための巡礼地を選定し、東北を訪れる多く人々に巡ってもらうという試みです。夫の故郷である四国のお遍路さんにヒントを得たという新妻さん。

巡礼地の一つ、相馬市の津神社は平安時代・江戸時代にも大津波がすぐ近くまで迫りながらも被害を免れた伝承があり、東日本大震災の時にも多数の人がここへ避難し助かりました。こういったエピソードを「千年後の未来へ震災の記憶を語り継ぐことが最大の防災であり、中継ぎ投手である私の務め」と新妻さんは考えています。

ピンチから未来へ

人は困難に陥った時、どうやって切り抜けることができるのでしょうか。新妻さんは自ら実践してきたことを9つのポイントにして話してくれました。

無理と思ったら「1.見方を変えてみる」。新妻さんの経験では、植林費用300万円が必要とわかると気が遠くなりそうだったが、1,000円ずつ3,000人から集めればよいと思ったら気が楽になったのだとか。そして「2.本気で何かやろうと思うこと」。その信念があれば必ずミラクルが起こるもの。

また「3.素人だからこそ失敗を恐れず何でもできる」のであって、「素人だからできない」と考えず、「4.志を持つ。そして諦めない」。諦めないと決めたら「5.降りかかる問題をまず受け入れる」、そして「6.広い視野に立って考え、そして足元から行動を」。

「7.状況に意味を与えるのは自分」なのでわざわざ、自らネガティブな意味を与えない。ポジティブな意味を与えることは必ずでき、そうすれば道が開ける。他人の幸せが自分の喜びと思え、そのために働く「8.NPO的生き方」を目指そう。「9.実践しなければ世の中は変わらない」。できない言い訳を考える時間があったら「できる方策」を探して実践あるのみ。

「毎瞬毎瞬の選択が自分に任されていて、その積み重ねが人生」と語る新妻さん。
最後に江戸時代の米沢藩主、上杉鷹山の言葉「為せば成る。為さねば成らぬ何事も。成らぬは人の為さぬなりけり」を紹介しました。ポジティブでアクティブな新妻さんの、座右の銘なのだそうです。

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。ポスター(カラー)(PDF:338KB)
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。チラシ(モノクロ、2ページ)(PDF:1,030KB)
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。当日参加者アンケート集計結果(PDF:723KB)

講師プロフィール

新妻香織さん
1960年、福島県双葉郡富岡町夜の森(よのもり)生まれ、相馬市育ち。富岡町には震災から7年半の今も帰還困難区域がある。
1984年、日本女子大学文学部卒業、JTB出版入社、月刊誌の「旅」、「るるぶ情報版」の編集に携わる。
1990年、ケニアに移住、5年間でアフリカ横断など28カ国を旅する。
1995年、アフリカの旅から帰国、相馬市に16年ぶりに戻る。
1996年、アフリカ横断15カ国、324日間の旅行記「楽園に帰ろう」でノンフィクション対象の文学賞、第3回「蓮如賞」優秀賞を受賞。
1998年、アフリカの緑化と水資源開発を行う「フー太郎の森基金」を設立。
2010年、フー太郎の森基金が外務大臣賞を受賞。
2011年、東日本大震災の津波で実家は流され多くの隣人や同級生を失った。やむにやまれぬ思いでさまざまな被災者支援に没頭。
2012年、「(一社)ふくしま市民発電」「(一社)東北お遍路(こころのみち)プロジェクト」を創設。

主な著書

「楽園に帰ろう」河出書房新社、1997年
「森におかえり―フー太郎物語」(葉祥明/絵)自由国民社、1999年
「よみがえれフー太郎の森―エチオピアで希望を植えよう」東京新聞出版局、2009年

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