30-15要望書（根戸下第一町会、久寺家自治会、柏市布施連合町会）

根戸下第一町会、久寺家自治会、柏市布施連合町会

平成30年10月5日

拝啓
　秋晴の候、貴職におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
　日頃から私ども我孫子市根戸・久寺家町会並びに柏市布施連合町会の活動につきましては、様々な場面で大きなご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
　さて、標記の件についてでですが、我孫子市の根戸・久寺家地域と柏市の富勢地域は、歴史的な経緯により、境界が「櫛」のように入り組んでいるため、他の地域と比較して道路の整備が進みませんでした。
　近年は、国道16号の慢性的な渋滞により、当地域を通る主要地方道我孫子関宿線がバイパス的役割をしており、また、平成22年4月には新大利根有料道路が無料化され、県道の渋滞は慢性的な状態となっております。
　幅員の狭い道路や慢性的な渋滞は、車両の通行に支障をきたすだけでなく、渋滞を避ける車の交通量が増え、住民とりわけ、子どもたちや高齢者等の歩行に大きな危険を及ぼしています。
　つきましては、慢性的な渋滞の解消と地域住民が安心して歩行できるよう、下記の事項について切に要望いたします。
記
要望1.千葉県との協議により、県道の慢性的な渋滞を緩和すること。
要望2.柏市との協議により狭隘な道路を改善すること。

建設部道路課

平成30年10月31日

　日頃から、市政に深いご理解をいただきありがとうございます。
　10月5日にいただきましたご意見について、下記のとおりお答えいたします。
　今後も市政について、お気づきのことがありましたら、お聞かせくださいますとともに、我孫子市の発展のためにご協力くださいますよう、お願い申しあげます。

　ご指摘のとおり、県道我孫子関宿線の交通渋滞に関しては、新大利根橋有料道路の無料化に伴い、茨城方面から県道守谷流山線を利用しての車両の増加も、一因と考えられます。
　千葉県柏土木事務所では、県道我孫子関宿線と県道守谷流山線が交差する、布施入口交差点に左折車線の整備を進めているとのことです。
　我孫子関宿線や守谷流山線の渋滞解消対策や安全対策については、柏市と連携して、今後も千葉県に要望していきます。
　また、県道の渋滞を避けるため、久寺家、根戸、布施地区の我孫子市内を迂回する車両に対する安全確保については、地元警察と協議し、必要に応じて、交通規制を要請するとともに、路面標示等の安全対策による注意喚起措置も検討していきます。