失語のある人向け意思疎通支援者を派遣します
登録日:2015年7月1日
更新日:2023年4月5日
失語について
失語は、脳卒中や事故などで大脳が傷つくことによって生じることばの障害です。失語になると、話すこと、聞いて理解すること、文字の読み書きなど、ことばの機能全般が不自由になります。筆談をする、50音表を指差してことばを組み立てるといった代用が困難である場合も多く、症状が重いほど、社会活動への参加は難しくなってしまいます。
そのため、失語のある人が社会参加を果たすためには、失語のことをよく理解し、コミュニケーションを補いながら一緒に会話できる人が必要です。
失語のある人向け意思疎通支援者派遣事業
失語のある人のコミュニケーションのお相手として、失語に関する知識と会話技術を持った失語のある人向け意思疎通支援者を派遣します。
失語のある人向け意思疎通支援者は、失語に関する知識を持ち、ゆっくり話す、短く簡潔に話す、話の要点を筆記しながら話す、描画や身振りをしながら話すことなど、失語のある人が理解しやすいように話をします。また、「はい-いいえ」で答えられるように質問する、選択肢を書いて指差しを求める、話の内容を確認しながら話すなど、失語のある人が言いたいことを表現できるようにお手伝いをします。
失語によって、言いたいことが伝わらず悩んでいるかた、ことばを聴いて理解することが難しいかたなど、一緒にお話ししませんか。
事業の目的
失語のある人のコミュニケーションを拡大し、社会参加の促進を図ります。
事業の内容
失語のある人が話し相手を必要とする場合、意思疎通支援者が対応します。
我孫子市障害者福祉せんたーにて、毎月第2・第4水曜日の午後2時~3時まで行っています。
対象
市内に居住し、失語のために意思疎通が困難な方
費用
無料
申し込み・問い合わせ
電話かFAXで住所、氏名、電話番号を明記し、障害者福祉センターへ予約をしてください。簡単な面接をしたうえで登録します。 電話:04-7185-1124 FAX04-7188-0242
