全国的に古紙類の回収が困難になっています
登録日:2020年8月21日
更新日:2020年8月21日
これまで日本の古紙類を輸入してきた中国やインドネシアにおいて、2~3年前から輸入される古紙類に混入する不純物検査が厳しくなったことに伴い、国内で流通する古紙類の価格が大きく下落するとともに品質競争が激化しています。
他県他市の事例では、令和元年12月に、集団回収業者による古紙の回収が一時的に休止され、市民生活に大きな影響がありました。
我孫子市内の集積所で回収した古紙類は、これまでみなさんのご協力により分別が適正であったため、選別をせずに買い取り事業者の工場へ搬出することができました。
しかしながら、最近は新聞紙、ダンボール、雑誌・雑紙、紙パックの4種類の分別についても、排出する際にひもで束ねることや、古紙類以外の異物を混入させないことをなどが徹底されていないケースが見受けられ、我孫子市民の排出した古紙類を買い取り事業者の工場で引き取ってもらえなくなることが懸念されています。
古紙類の適正な分別と排出をお願いします
・古紙類は、種類別にひもで束ねて出してください。
・小さな紙は、散らばらないように封筒などに入れてください。
・金属が付いたアルバムやバインダー、銀紙などが張り付けてある紙やレシート等の感熱紙、紙状の梱包材、においや汚れの付いた紙、いらなくなった壁紙などは、「可燃ごみ」で出してください。
・分別に迷う場合は、古紙類に該当しない場合が多いです。分別はクリーンセンターにお問い合わせください。
買い取り事業者の工場における異物の混入事例
ダンボールに混入した、ビニール袋に入った缶
ダンボールに混入した、ビニール袋に入った缶
混入したびんとプラスチック
混入したビニール
混入した蛍光管
混入したかごと陶器
混入したドライヤー
混入した写真立てとシールやプラスチック
混入したかぼちゃとプラスチック
分別や排出方法が不適正な場合は、集積所に残置します
・ビニール袋で排出された古紙類は、集積所に残置します。
・異物の混入が認められた古紙類は、集積所に残置します。
我孫子市内から排出される古紙類を継続して引き取ってもらえるよう、みなさんのご理解とご協力をお願いします。
