体罰等によらない子育てを広げよう!
我孫子市は、体罰によらない子育てを推進しています!
「しつけ」と称した体罰の禁止!
児童福祉法等が改正され、「子どもへの体罰」が法律で禁止されました。
体罰等による子育ては、子どもの成長の助けにならないばかりか、心身の発達に悪影響を及ぼします。子どもの権利が守られ、体罰等のない社会を実現していくため、子育て中の方はもちろん、その周囲の方、教育現場をはじめとした子どもの生活の場で子育て支援に携わる方など、一人ひとりが意識を変え、子育て中の保護者の方を支え、社会全体で応援していきましょう。
「しつけ」と「体罰」の違いとは?
しつけとは、子どもの人格や才能などを伸ばし、自律した社会生活を送れるようにサポートしていくためのトレーニングです。子どもと向き合い、社会生活をしていくうえで必要なことを、しっかりと教え伝えていくことです。
ただし、たとえしつけのためだと親が思っても、身体や心に、何らかの苦痛を引き起こし、または不快感を意図的にもたらす行為(罰)である場合は、どんなに軽いものであっても体罰に該当します。
体罰で押さえつけるしつけは、この目的に合うものではなく、効果がありません。
これらはすべて「体罰」です!
- 言葉で3回注意したにもかかわらず、言うことを聞かないので、お尻を叩いた
- 他人のものを取ったので、頭にげんこつをした
- きょうだいを叩いたので、同じように叩いて、痛いことをわからせようとした
- 宿題をしなかったので、罰として遊びに行くことを禁止した
- 約束の時間になってもゲームをやめないので、長時間正座をさせた
- 食事中にスマホをいじっているので、まだ食べている途中の食事を片付けた
- おもちゃを片付けないので、「片付けないなら捨てるよ」と言ってゴミ箱に入れた
- 子どもが感情的になって言うことを聞かないので、頭を冷やすようにと外に出した
- 親が言ったことを理解したか確かめるために、反省文を書かせた
- やさしい声で叱っても伝わらないので、大きな声で怒鳴るように叱った
※道に飛び出しそうな子どもの手をつかむといった、子どもを保護するための行為などは虐待に該当しません。
なぜ体罰をしてはいけないのか(体罰等が子どもに与える悪影響)
日本においては、「しつけのために子どもを叩くことはやむを得ない」という意識が根強く存在します。しかし、科学の発展とともに、体罰等が、子どもの成長発達に悪影響を与えることが明らかになっています。
体罰等が繰り返されると、心身にさまざまな悪影響が生じる可能性があることが報告されています。脳画像の研究により、子ども時代に辛い体験をした人は、脳にさまざまな変化が生じていることが報告されています。親は「愛の鞭」のつもりだったとしても、子どもには目に見えない大きな影響を与えてしまう可能性があります。
体罰等による悪循環
子どもが思った通りに行動してくれず、イライラしたときに、「子どものしつけのためだから仕方ない」として思わず叩いてしまうことはありませんか?
「何度言っても言うことを聞かない」「痛みを伴う方が理解する」「自分もそうして育てられた」など体罰を容認する意見はいまだに存在します。
しかし、叩かれたり怒鳴られたりすると、大人への恐怖心などから一時的に言うことを聞くかもしれませんが、これは、どうしたらよいのかを自分で考えたり、学んでいるわけではありません。
このようなやりとりは、根本的な解決にはならず、むしろ子どもは、暴力的な言動によって相手をコントロールしてよいと誤学習してしまうことになります。つまり、自分も周りの人に対して同じようにふるまってよい、と子どもに思わせてしまうことになります。
子どもが保護者に恐怖心などを抱くと、信頼関係を築きにくくなるため、必要な時に悩みを相談したり、心配ごとを打ち明けたりすることが難しくなります。子どもが安心できる場であるはずの家庭が、自分の居場所であると感じられなくなり、対人関係のトラブルや非行、犯罪被害など、別の大きな問題に直面したときに、親に相談ができなくまります。
子どもとの関わりにおける具体的な工夫のポイント
POINT1 子どもの気持ちや考えに耳を傾けましょう
相手に自分の気持ちや考えを受け止めてもらえたという体験によって、子どもは、気持ちが落ち着いたり、大切にされていると感じたりします。
子どもに問いかけたり、相談をしながら、どうしたらよいかを一緒に考えましょう。
POINT2 「言うことを聞かない」にもいろいろあります
保護者の気をひきたい、子どもなりに考えがある、言われていることを子どもが理解できていない、体調が悪いなど、さまざまです。
「イヤだ」というのは、子どもの気持ちです。こうした感情を持つこと自体はいけないことではありません。お互いに感情的になってしまうような場合には、「一旦距離をとる」というのも一つです。
POINT3 子どもの成長・発達によっても異なることがあります
子どもの年齢や成長・発達の状況によって、できることとできないことがあります。また、大人に言われていることが理解できないこともあります。
子ども自身が困難を抱えているときは、それに応じたケアを考え対応しましょう。
POINT4 子どもの状況に応じて、身の回りの環境を整えてみましょう
乳幼児の場合は、危ないものに触れないようにするなど、叱らないでよい環境づくりを心がけましょう。子どもが困った行動をする場合、子ども自身も困っていることがあります。
子どもが自分でできるような環境づくりを工夫してみましょう。
POINT5 注意の方向を変えたり、子どものやる気に働きかけてみましょう
子どもはすぐに気持ちを切り替えるのが難しいこともあります。時間的に可能なら待つことも一案です。難しければ、場面と切り替えるなど、注意の方向を変えてみてもよいでしょう。
子どもが好きなことや楽しく取り組めることなど、子どものやる気が増す方法を意識してみましょう。
POINT6 肯定文でわかりやすく、時には一緒に、お手本に
子どもに伝えるときは、大声で怒鳴るよりも、「ここでは歩いてね」など、肯定文で何をすべきかを具体的に、また、穏やかに、より近づいて、落ち着いた声で伝えると、子どもに伝わりやすくなります。
「一緒におもちゃを片付けよう」と共に行ったり、やり方を示したり、親が見本としてやってみるのもいいでしょう。
POINT7 良いこと、できることを具体的に褒めてみましょう
子どもの行動や態度を褒めることは、子どもにとって嬉しいだけでなく、自己肯定感を育むことになります。
結果だけではなく、自主的な行動やがんばったプロセスを認めること、今できていること、習慣になっていることにも注目して褒めることも大切です。
保護者自身の工夫のポイント
否定的な感情が生じたときは、まずはそういう気持ちに気づき、認めることが大切です
それは子どものことが原因なのか、自分の体調の悪さや忙しさ、孤独感など、自分自身のことが関係しているのかを振り返ってみると、気持ちが少し落ち着くことがあるかもしれません。
時には保護者自身が休むことも大切です
深呼吸して気持ちを落ち着けたり、ゆっくり6秒数えたり、窓を開けて風にあたって気分転換するなど、少しでもストレスの解消につながりそうな自分なりの工夫を見つけましょう。
周囲の力を借りると解決することもあります
勇気をもってSOSを出すことで、まだ気づいていない支援やサービスに出会えたり、それによって疲れやイライラが軽減したりするかもしれません。
子育てはいろいろな人の力と共に
子どもは家庭の中だけで育つわけではなく、学校や地域の方に見守られて成長していくため、地域の皆さんの応援が必要です。子育てに不安や悩みはつきものですので、一人で悩まずに、周囲の人や地域の様々な相談機関等に相談できる環境こそが大切です。もし、お近くに子育てにお困りの方がおられましたら、市の各種相談窓口などにおつなぎいただければと思います。
こどもの「しつけ」で悩んだら
※連絡者や連絡内容に関する秘密は守られます
我孫子市役所 こども家庭センター 電話:04-7185-1123(直通)
子育てに悩む保護者の方、子ども本人からの相談にも応じています。
千葉県柏児童相談所 電話相談:04-7134-4152 来所相談:04-7131-7175
18歳未満の児童に関するあらゆる問題について、児童や保護者などからの相談に応じ、児童や保護者に最も適した援助や指導を行います。緊急の場合や行動観察のために児童を一時保護し、施設等への入所等の措置なども行います。
児童相談所虐待対応ダイヤル 電話:189いちはやく(通話料無料・24時間365日対応)
子どもを叩いてしまった時や、叩いてしまいそうになった時、虐待を受けたと思われる子どもを見つけた時などに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。
我孫子市LINE公式アカウントを活用した 「子ども・子育て相談窓口」
我孫子市LINE公式アカウントの子育て情報コーナーに「子ども・子育て相談窓口」を開設しました。
「電話じゃちょっと…」「こんなこと相談していいのかな?」ということ、お気軽にご相談ください。
心理士・社会福祉士・精神保健福祉士・こども家庭ソーシャルワーカーの資格を持つ子ども相談課職員が一緒に考えます。
熟考して回答を考えるため、回答にはお時間をいただきます。
我孫子市LINE公式アカウントを活用した 「子ども・子育て相談窓口」を開始しました
子ども部 子ども相談課
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ファクス:04-7183-3445













