公費負担医療対象者の高額介護サービス費の算定誤りへの対応

介護保険には、1か月の介護サービスの利用者負担額の合計が一定の上限を超えたときに、超えた分を支給する制度（高額介護サービス費）があります。
この高額介護サービス費について、国から全国的にシステムの設定に誤りがある旨の情報提供があり、本市においても確認したところ、公費負担医療を受けている一部の方について高額介護サービス費を過少支給していたことが判明しました。

高額介護サービス費の支給額を算定する際に、公費負担医療対象者が訪問看護などの介護サービスを利用したときの自己負担額を含めずに計算していたため、支給額に不足が生じました。

対象期間：令和2年10月サービス利用分から令和4年8月サービス利用分まで
対象者：25人
対象金額：196,083円
※現時点における概算のため、今後変動する可能性があります。

1. 該当する方に対し、お詫びと追加支給についてのご案内の通知を送付します。
2. 算定誤りを解消するためのシステム改修を行うとともに、千葉県国民健康保険団体連合会と連携し、公費負担医療対象者について確認を徹底し、再発防止に努めていきます。
3. 高額医療合算介護サービス費など、関連する制度にも影響が及ぶ可能性があることから、調査を継続し、追加支給が必要となる場合は、対象となる方に別途お知らせします。