新型コロナウイルスワクチン接種に係る健康被害救済制度
登録日:2021年9月6日
更新日:2021年10月18日
健康被害救済制度について
一般的に、ワクチン接種では、一時的な発熱や接種部位の腫れ・痛みなどの、比較的よく起こる副反応以外にも、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。極めて稀ではあるもののなくすことができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。認定にあたっては、予防接種・感染症・医療・法律の専門家により構成される国の審査会で、因果関係を判断する審査が行われます。
新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。なお、健康被害救済の給付額は、定期接種のA類疾病と同じ水準です。
「給付の種類」や「請求書の様式」などの詳細については、厚生労働省「予防接種健康被害救済制度」のページをご確認ください。
厚生労働省「予防接種健康被害救済制度について」(外部サイト)
申請方法について
健康被害救済給付の請求は、健康被害を受けたご本人やそのご家族の方が、予防接種を受けたときに住民票を登録していた市町村に行います。
請求には、予防接種を受ける前後のカルテなど、必要となる書類があります。必要な書類は状況によって異なりますので、厚生労働省「予防接種健康被害救済制度について(外部サイト)」のページでご確認ください。
なお、我孫子市では厚労省の定める必要な書類以外の書類は、原則求めておりません。
提出先
必要書類をご用意の上、下記担当までご提出ください。
〒270-1132
千葉県我孫子市湖北台1丁目12番16号
我孫子市 健康づくり支援課 新型コロナウイルスワクチン接種対策担当 まで
新型コロナワクチン接種後の副反応への対応方法
新型コロナワクチン(メッセンジャーRNAワクチン)の接種を受けられる方向けに、接種後に起こりやすい症状の経過や頻度、対応方法をご紹介する動画です。 接種を受けた国内数万人の方にご協力いただいた、接種後の発熱や頭痛、倦怠感など、様々な症状の経過や頻度に関する調査結果を分かりやすくご紹介しています。 なお、調査結果に関する詳細は、厚生労働省の下記サイトに掲載しています。
よくあるお問い合わせ
新型コロナワクチンに関する、よくあるご質問につきましては、厚生労働省の下記サイトでもご紹介しています。
副反応について
- Q.ワクチンを受けた後に熱が出たら、どうすればよいですか。
- A.ワクチンによる発熱は接種後1~2日以内に起こることが多く、水分を十分に摂取し、必要な場合は解熱鎮痛剤を服用するなどして、様子を見てください。
- Q.ワクチンを受けた後、2日間以上熱が続く場合や、症状が重い場合などはどうすればよいですか。
- A.医療機関等への受診や相談をご検討ください。
- Q.副反応による健康被害が起きた場合の補償はどうなっていますか。
- A.健康被害が予防接種によるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
健康被害救済制度について
- Q.ワクチン接種後に違和感があり医療機関を受診しました。副反応による健康被害だと認定された場合、医療費は全額補償されますか。
- A.保険適用の医療に要した費用から、健康保険等による給付の額を除いた自己負担分及び入院時食事療養費標準負担額等が給付されます。しかしながら、申請に要する医療機関の書類作成費といった保険適用外の費用は、給付の対象ではありませんのでご注意ください。
- Q.健康被害によりかかった医療費等を市に請求する場合の必要書類を教えてください。
- A.必要な書類は状況によって異なりますので、厚生労働省「
予防接種健康被害救済制度について(外部サイト)」のページでご確認ください。なお、我孫子市では厚労省の定める必要な書類以外の書類は、原則求めておりません。
健康福祉部 健康づくり支援課(保健センター)
〒270-1132 千葉県我孫子市湖北台1丁目12番16号
電話:04-7185-1126
ファクス:04-7187-1144
