新型コロナウイルスワクチン接種に係る健康被害救済制度
健康被害救済制度について
一般的に、ワクチン接種では、一時的な発熱や接種部位の腫れ・痛みなどの、比較的よく起こる副反応以外にも、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。極めて稀ではあるもののなくすことができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。認定にあたっては、予防接種・感染症・医療・法律の専門家により構成される国の審査会で、因果関係を判断する審査が行われます。
新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。なお、健康被害救済の給付額は、定期接種のA類疾病と同じ水準です。
「給付の種類」や「請求書の様式」などの詳細については、厚生労働省の下記サイトのページをご確認ください。
厚生労働省「予防接種健康被害救済制度について」(外部サイト)
申請方法について
健康被害救済給付の請求は、健康被害を受けたご本人やそのご家族の方が、予防接種を受けたときに住民票を登録していた市町村に行います。
請求には、予防接種を受ける前後のカルテなど、必要となる書類があります。必要な書類は状況によって異なりますので、厚生労働省「予防接種健康被害救済制度について(外部サイト)」のページでご確認ください。
なお、我孫子市では厚生労働省の定める必要な書類以外の書類は、原則求めておりません。
提出先
必要書類をご用意の上、下記係までご提出ください。
〒270-1132
千葉県我孫子市湖北台1丁目12番16号
我孫子市 健康づくり支援課 新型コロナウイルスワクチン接種対策係 まで
申請にあたっての注意点
健康被害救済制度は申請書類の確認や審議会の開催が必要なため、認定(否認)されるまでかなりの期間を要します。通常、市が千葉県に進達し、その後、国が申請を受理してから、結果が申請者に通知されるまで、1年以上かかるとされています。
なお、提出書類を取得する際に生じた費用などは、救済の対象外(自己負担)となります。
(例)医療機関に出してもらう診療録(カルテ)を発行のための費用など
新型コロナワクチン接種後の副反応への対応方法
新型コロナワクチン(メッセンジャーRNAワクチン)の接種を受けられる方向けに、接種後に起こりやすい症状の経過や頻度、対応方法をご紹介する動画です。 接種を受けた国内数万人の方にご協力いただいた、接種後の発熱や頭痛、倦怠感など、様々な症状の経過や頻度に関する調査結果を分かりやすくご紹介しています。 なお、調査結果に関する詳細は、厚生労働省の下記サイトに掲載しています。
ワクチン接種後の副反応についての相談や受診先について
千葉県新型コロナワクチン副反応等専門相談窓口
電話番号:03-6412-9326 ※おかけ間違いのないようご注意ください
受付時間:24時間(土曜日・日曜日、祝日含む)
FAX番号:ファックス番号(千葉県疾病対策課):043-224-8910
聴覚に障害のある方をはじめ、電話でのご相談が難しい方は、ファックスをご利用ください。※ファックスによるご回答の場合、お時間をいただく場合があります。
千葉県新型コロナワクチン副反応等専門相談窓口では、新型コロナワクチン接種後の副反応等に関する医学的知見を有する看護師が、専門的な知識をもつ医師のサポートを受けながら、24時間体制(土日・祝日含む)で対応しています。
詳細につきましては、千葉県新型コロナワクチン副反応等専門相談窓口について(外部サイト)をご確認ください。
医療機関を受診
まずは、身近な医療機関(接種を受けた医療機関、かかりつけ医等)に受診してください。
身近な医療機関において、専門的な対応が必要であると判断した場合には専門的な医療機関を円滑に受診できる体制が千葉県により構築されています。
詳細については、新型コロナワクチン接種後の副反応について(外部サイト)をご確認ください。
よくあるお問い合わせ
新型コロナワクチンに関する、よくあるお問い合わせにつきましては、厚生労働省の下記サイトでもご紹介しています。新型コロナワクチンQ&A特設サイト(外部サイト)
健康福祉部 健康づくり支援課(保健センター)
〒270-1132 千葉県我孫子市湖北台1丁目12番16号
電話:04-7185-1126
ファクス:04-7187-1144
