|
平成22年第3回我孫子市議会定例会の開会にあたり、市政に関する一般報告を行います。
はじめは、市制40周年記念事業です。
市制施行40周年を迎えた7月1日に、多くの来賓や招待者のご臨席のもと、けやきプラザで記念式典を開催しました。当日は、市政の発展に貢献された429人と16団体の方々に、表彰状・感謝状と記念品を贈呈しました。また、会場では「市政40年の歩み展」を開催しました。
記念式典を機に、偉大な足跡を残された先人たちに改めて敬意を表するとともに、我孫子市のますますの発展と飛躍に向けて決意を新たにしたところです。
7月1日から、特別記念事業として、10年後の自分に宛てて手紙を書く「タイムカプセル」の募集を開始しました。9月30日まで受け付けます。8月16日現在、157人の応募がありました。なお、8月24日の定例記者会見では、小学生によるタイムカプセルへの投函式を行いました。
また、オリジナルフレーム切手は、「心輝くまち」「未来へはばたくまち」の2種類を1,000シートずつ、合計2,000シート作成しました。7月5日から、記念品用を除いた1,300シートの販売を始め、8月18日現在、1,138シート購入していただいています。
このほか、我孫子北近隣センターの開館、手賀沼花火大会などを実施しました。また、8月28日に開催されたあびこカッパまつりも記念事業に位置付け、市職員チームも参加し、まつりを盛り上げました。1月から8月までに市や市内の各種団体が主催する93のイベントを記念事業に位置付けて実施しています。
今後は、出張!なんでも鑑定団inあびこの9月28日の放映(テレビ東京系列)や我孫子インフォメーションセンターの開設などをはじめ、12月までさまざまな記念事業を実施し、市民の皆さんとともに市制40周年をお祝いしていきたいと思います。
次は、手賀沼花火大会です。
昨年は、急激な経済不況の影響から企業の協賛金を集められず中止となりましたが、今年は、再開を望む多くの市民の声を受け、8月7日に開催しました。実行委員会では、企業協賛金に頼っていたこれまでの運営方法を見直し、市民の皆さんにもご協力をいただき、「市民の手で花火大会を復活」させるため、5月2日から8月8日まで、さまざまな募金活動を実施しました。我孫子市での募金額は2,682,979円となりました。ご協力ありがとうございました。
なお、大会当日は、3会場からスターマインや水中花火など約13,500発が打ち上げられ、夏の夜空を彩り、我孫子会場では15万人、柏会場では26万人の来場者で賑わいました。
次は、手賀沼スタンプラリーです。
手賀沼のPRと手賀沼周辺の自然や観光スポットを「知ってもらう」「訪れてもらう」ために、柏市と共同して、10月1日から11月30日まで実施します。
スタンプは、我孫子市では、「あびこ農産物直売所」「我孫子インフォメーションセンター」「白樺文学館」「水の館」「鳥の博物館」に設置します。柏市は、「かしわインフォメーションセンター」「北千葉導水ビジターセンター」「道の駅しょうなん」「満天の湯」「手賀の丘少年自然の家」「手賀の丘公園」「手賀沼フィッシングセンター」に設置します。12か所から3種類のスタンプを集めて応募した方の中から、抽選で柏レイソルのユニフォーム、柏市・我孫子市の地元特産品などを贈ります。
次は、夏休み環境学習です。
7月22日から8月22日にかけて、小学生を対象に、体験型環境学習「チャレンジ手賀沼博士!」を7回実施し、124人(8月16日現在)の参加がありました。
実施した講座は、「紙粘土で花瓶をつくろう!」(7月22日・27日)、「プランクトンネット作り・観察&野鳥観察」(7月29日)、「釣りマナー教室&小型ヨット教室」(7月31日)、「太陽電池で工作しよう」(8月10日)、「カヌー体験教室」(7月25日・8月22日)の5種類7講座で、東京電力(株)や手賀沼親水広場との共催をはじめ、様々な団体にご協力いただきました。子ども達は熱心に環境について学ぶとともに、手賀沼の水と親しみました。
参加した小学生からは、「手賀沼のプランクトンを10種類も見られてよかった」「ヨットが楽しかった」、保護者からは、「家庭では体験できない経験ができました」などの感想が寄せられました。
また、鳥の博物館では7月17日から8月22日まで、小中学生を対象に、「葉脈標本をつくろう」「くちばしのしくみを学ぶ」など簡単な科学実験や工作を行うイベント「フロアスタッフ・イベント」を毎週末に実施しました。8月15日現在、延べ457人の参加がありました。また、夏休み期間中、市内13校の学童保育室の児童を対象に、「鳥の飛翔」をテーマに出前講座を行い、552人の参加がありました。
今後も、多くの子ども達に手賀沼をはじめとする我孫子の魅力を伝え、親しんでもらうため、充実した環境学習会を展開していきます。
次は、ジャパンバードフェスティバルです。
「人と鳥の共存」をテーマに、10月23日・24日の2日間、アビスタ、手賀沼親水広場、水の館、鳥の博物館、鳥博広場、山階鳥類研究所の各会場で開催します。10周年を記念して、全国から公募した鳥の写真展「全日本鳥フォトコンテスト」や「群馬県立ぐんま昆虫の森」園長の矢島稔氏の講演「鳥から身を守る虫たち」を開催します。また、全日本バードカービングコンクール、船上バードウォッチング、ワイルドライフアート作品展や鳥学講座なども開催します。
さらに、今年も、13の小学校の6年生が描いた「鳥」のポスターを商店の店頭に掲示する「店頭ポスター展」を市内20商店会で実施します。
また、フェスティバルに合わせて、来訪者を歓迎し、我孫子を楽しんでもらうため「JBFにぎわい隊」を我孫子市商工会や文化団体などで組織し、ふれあいコンサートや民族舞踊などを行い、我孫子駅周辺の賑わいづくりに努めます。
こうした取組みを通じて、フェスティバルの一層のPRと市内商業の活性化につなげていきたいと考えます。
なお、小中高生の環境学会は、11月7日に、水の館で開催する予定です。
市内外から大勢の方々にご来場いただき、楽しみながら自然環境の大切さについて感じてもらえるジャパンバードフェスティバルにしていきます。
次は、我孫子インフォメーションセンターの整備・運営です。
センターの工事は9月初旬までにほぼ完了します。現在、9月18日のオープンに向けて、準備を進めています。
7月始めには、市ホームページ内に観光情報サイトを開設するとともに、近隣市のインフォメーションセンターで、財団法人我孫子市あゆみの郷・都市建設公社の職員が、運営や案内業務などについて体験研修をしました。8月20日には、我孫子市民活動ネットワークの協力を得て観光マップも完成しました。
次は、我孫子北近隣センターの開館です。
我孫子北近隣センター並木本館は6月30日、つくし野館は3月15日に完成し、8月1日に開館式典を行いました。
また、8月1日、2日には、「我孫子北まちづくり協議会」主催の開館記念イベントが開催され、2日間で約500人がイベントに参加し、開館を祝いました。並木本館では並木小・久寺家中のブラスバンドの演奏、根戸小の合唱、太鼓演奏、フラダンスなど、つくし野館では親子体操、人形劇、昔あそびなどが行われました。
なお、市民バスの停留所を開館に合わせて並木本館の前に設置しました。
次は、新規就農者の支援です。
新規就農者への支援については、今年度、新たに4人の就農希望者から相談を受けました。7月29日には、農業研修の一環として、新規就農者など31人を対象に、土づくりや堆肥に関する農業講座を実施しました。さらに、10月下旬には、2回目の農業講座として、千葉県農業大学校で「農業機械研修」を実施する予定です。
また、今年度に創設した「新規就農者補助金交付制度」により、2人の新規就農者に対し、トラクター等の購入に対する補助金を交付しました。
新規就農支援施設の整備については、7月から事業用地の農地造成工事を行っています。工事は、建設工事で発生する土の寄附を受けて実施し、年度内に完了する予定です。
寄附を受ける土については、発生元の現地確認をはじめ、土壌汚染がないことを確認できる計量証明書の添付など、「千葉県土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害発生の防止に関する条例」の規定に準じて安全を確認しています。さらに、造成後も、改めて土壌の検査を実施していきます。
次は、地産地消の推進です。
農業拠点施設整備については、現在、アンテナショップでの検証結果の総括を踏まえて、運営方法、施設規模、スケジュールなどについて検討を行っています。12月末までには農業拠点施設整備基本計画を策定する予定です。
このため、7月には、地産地消や農業拠点施設に対する考え方を把握するため、10アール以上の農地所有者約1,100戸に対し、地産地消に関するアンケート調査を実施しました。
今後、この調査結果を集約し、農業拠点施設の整備や地産地消の推進にいかしていきます。
次は耐震化の促進です。
小中学校の校舎については、学校の夏休み期間を活用して並木小学校、我孫子第四小学校、久寺家中学校の3校の耐震補強やトイレの改修工事を実施し、8月末までにほぼ完了する予定です。
さらに現在、来年度に実施する湖北小学校、高野山小学校、湖北中学校、布佐中学校の4校の設計も進めています。
体育館については、現在、湖北台西小学校、湖北台東小学校、湖北台中学校の3校の設計を進めており、終了次第、工事を実施し、年度内の完了を目指します。また、我孫子第一小学校、我孫子第二小学校、我孫子第四小学校、湖北小学校、根戸小学校の5校の耐震診断を行っており、年内に結果が出る予定です。
寿保育園については、7月に耐震補強が完了しました。トイレの改修工事も8月末には完了する予定です。
水道施設の耐震化については、21年度に久寺家浄水場の耐震診断を実施し、全ての浄水場の耐震診断が終わりました。
診断の結果、妻子原浄水場では管理棟地下浄水池、湖北台浄水場では管理棟と配水池、久寺家浄水場では管理棟について、耐震工事を行う必要があります。
そのため、耐震化計画を今年度末までに策定し、23年度から30年度までに各浄水場の耐震工事を計画的に実施していきます。
次は、地震ハザードマップの作成です。
地震ハザードマップを統合した防災マップが、10月末に完成します。11月には全世帯に配布するとともに、市ホームページでお知らせしていきます。
地震ハザードマップは、「揺れやすさ」「液状化危険度」「建物の倒壊危険度」の3つで構成しています。
「揺れやすさ」と「液状化危険度」は、「千葉県大規模地震被害想定調査」で使用した市・県のボーリングデータを活用し、地表での地震動予測結果を用いて作成します。「建物の倒壊危険度」は、固定資産税台帳のデータを活用し、建物の構造別、建築年次別に被害率を予測しています。こうした取組みを通じて、防災意識の向上に努め、安全で安心なまちづくりを進めていきます。
次は、水害対策への取組みです。
布佐大割ポンプ場の築造と若松地区の排水ポンプ整備については、社会資本整備総合交付金の内定があり、来年度から計画的に工事を進めていきます。
柴崎排水区については、現在、年内に排水路の設計に着手できるよう国と調整を行っています。また、後田樋管から4号排水路まで約900mの用地取得に向け、8月5日に農家組合や自治会の役員に対して説明会を開きました。
天王台排水区妻子原地区の改修工事については、10月末に完了する予定です。
我孫子4丁目と久寺家地区については、整備手法等を検討するための基本設計業務が完了し、社会資本整備総合交付金の来年度の申請に向けて、準備を進めていきます。また現在、我孫子4丁目については、調整池の用地取得に向け地権者と交渉を行っています。
つくし野6丁目地区の旧汚水ポンプ場の暫定活用については、10月から利用できるよう、ポンプの設置、電気設備などの工事を行います。
なお、根戸たちばな台の排水路改修工事は、7月末に完了しました。これにより常襲的浸水地区を1か所減らすことができました。
|