2009(平成21)年第1回市議会定例会(3月議会)水道事業経営方針
■ 平成21年度の水道事業の経営方針を申し上げます。
水道事業の運営にあたっては、安全で快適な水の安定供給に努めるとともに、効率的で健全な事業経営に取り組んでいきます。
●はじめに、水道料金の改定について申し上げます。
我孫子市の総給水量の約7割を占めている北千葉広域水道企業団からの受水費の単価が、平成20年度から引き下げられたことや、平成19年度から3年間、企業債の補償金免除繰上償還が承認されることにより、支払い利息の減少が見込まれます。
このことから、お客さまの負担軽減を図るため、水道料金の減額改定を平成22年4月1日の施行を目途に行う予定です。また、併せて給水契約負担金及び各種手数料の改定も予定しています。
平成21年度早々には改定案をまとめ、水道事業運営審議会の答申を得た後、9月の市議会定例会に議案を提出する予定です。
●次に、平成21年度の主な取組みについて申し上げます。
第1に、石綿管の解消と水道未普及地区への配水管整備についてです。
今までに、石綿セメント管の解消に積極的に努めてきたところですが、引き続き、耐震性に優れた水道管への改良工事を10.1キロメートル実施します。この工事により石綿セメント管の布設替えは98パーセント完了し、残すところ約1キロメートルとなります。
また、井戸水の水質悪化などの理由から、配水管の新設要望のある根戸地区と古戸地区を整備し、水道未普及地区の解消に努めていきます
第2に、浄水場の耐震化と施設の計画的更新についてです。 久寺家浄水場の耐震診断を実施します。この診断によりすべての浄水場の耐震診断が終了することから、今後は、浄水場耐震整備計画を策定し、順次改修に取り組んでいきます。
また、水道給水開始から40年が経過していることから、老朽化している施設を計画的に更新する必要があります。
平成21年度は、湖北台浄水場の次亜塩素酸注入設備の更新工事や、高度浄水処理設備の自動運転装置の更新などを行います。
第3に、漏水防止対策についてです。 水資源の有効活用と有収率の向上を図るため、平成19・20年度の2か年で市内全域の漏水調査を実施した結果、143件の漏水が発見されました。平成21年度も引き続き、今までの調査において、特に漏水が多く発生している地区を重点的に調査し、漏水防止に努めていきます。
第4に、資金運用についてです。 昨年度に引き続き、保有資金の保管方法及び運用にあたっては、適正な資金計画を立て、大口定期預金への預け入れと、7月に満期となる国債の買い替えも含めて、4億円の国債を購入し、安全かつ有利な資金運用を図っていきます。
●次に、北千葉広域水道企業団の高度浄水処理施設建設の進捗状況について申し上げます。
北千葉広域水道企業団では、高度浄水処理施設の平成26年度稼動を目指して、平成19年度から事業に着手しています。平成20年度は、年度末までに厚生労働省の変更認可を取得することを目標に、測量・地質調査や基本設計等の業務を実施し、現在、申請書類等の提出準備作業を進めているところです。
平成21年度は、基本設計及び実施設計業務を完了させ、平成22年度には、施設建設工事を着工する予定としています。
以上、平成21年度の水道事業の経営方針を申し上げました。
ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。





