手賀沼ビオトープとは?

 ビオトープ(Biotop)とは、bio(生物)とtop(場所)を組み合わせた言葉で、いろいろな生物が生育・生息できる場所のことです。わたしたちの憩いの場である手賀沼の水は、かつて、とても汚れ、水辺の生物も減ってしまいました。手賀沼ビオトープは、手賀沼の水辺環境を改善する取り組みのひとつとして、水生植物を利用して水をきれいにするとともに、この地域本来のいろいろな生物が再生できる場所づくりをめざして、1999年春に手賀沼北岸につくられました。ここには、市民のみなさんの参加により水生植物の育成と管理を行う「手づくりのゾーン」、生物の生息に配慮しながら生息状況を観察する「生物を観察するゾーン」、人の入り込みをできるだけ避け、生物の生息場として機能させる「生物の生息場とするゾーン」の3つのゾーンに区分されています。

 手賀沼ビオトープと手賀沼総合浄化計画

 手賀沼ビオトープは、千葉県土木部が進める『手賀沼総合浄化計画』の中で考えられ、実現した手賀沼の水をきれいにする取り組みのひとつです。手賀沼総合浄化計画では、手賀沼ビオトープのように水生植物を利用して水をきれいにする方法の他に、沼に流れ込む汚れた川に浄化施設をつくったり、沼の底にたまって沼の水を汚すヘドロを除いたり、様々なことを計画し、実行しています。

 我孫子市の取り組み

 我孫子市では、千葉県と協力して、手賀沼ビオトープを管理し、手賀沼ビオトープを活用した様々な取り組みをしています。
 

 「我孫子市岡発戸新田地区エコアップ懇談会」の開催

 我孫子市に関わりの深い専門家や市民活動団体代表者の方による「我孫子市岡発戸新田地区エコアップ懇談会」を開催し、(1)自然環境改善(エコアップ)方法の基本方針の検討、(2)手づくりゾーンでの植生等の基本方針の検討などをしています。

 

「手賀沼ビオトープ管理観察業務」

 手賀沼ビオトープ(植生帯浄化施設)における施設機能維持のための管理及び施設供用に伴う施設内における生物環境の変遷を記録し、当該施設全体の植生管理方法を確立するための資料収集を目的として、平成11年度から調査を行っています。

 平成22年度の調査報告は以下から見られます。

手賀沼ビオトープ調査報告書 [3149KB pdfファイル]  

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 「我孫子市岡発戸新田地区手づくりゾーン」の運営

 手賀沼ビオトープの一区画には、市民参加による手づくりゾーンを設けています。これまでにたくさんの市民のみなさんが浄化活動に取り組んでいます。手づくりゾーンの参加者の募集は、手賀沼流域の住民・団体・企業を対象に実施しています。募集は、原則4年に一度行っています。(1区画10m×20mの約200㎡。参加費無料。応募者多数の場合は選考)

 平成23年度現在、募集は行っておりません。

 

 手賀沼ビオトープ体験水田の実施

 市民の皆さんに気軽に手賀沼ビオトープを活用していただくため、手づくりゾーンの中の数区画で体験水田を実施しています。平成22年度は150人を超える市民が参加し、春は田植え、夏は草取り、秋には稲刈りをしました。収穫したお米は、参加した皆さんと分け合いました。

  


 平成23年度の参加者募集は終了しました。